早霧せいな&咲妃みゆの退団会見、もしやと思っていたけれど、やっぱりちぎちゃんは大阪で、みゆちゃんは宝塚での会見でした。
以前はトップコンビ同時退団の時には、二人一緒に会見してたんですよね。
あのスタイルが私は好きだなあ。
より二人の関係が深く伝わってくるし。
今回の会見は、事前に公式HPに別々に出ていたから多分別々なんだろうなあとは思っていたけれど。。。
大阪と宝塚と、離れ離れってなんか悲しくないですか。
報道の人も大変。
みんな大阪から宝塚へ移動したのかな?それとも二手に分かれて取材したのかな?
みゆちゃんの会見は、ちぎちゃんの会見が終わった2時間後だったみたいですね。
宝塚は意外と前例を踏襲しないこともあるから、最近の傾向を無視して一緒にやってほしかった。
せめて大阪で前後で会見するとか。
これじゃ、別居夫婦みたい。
ゆく川の流れは絶えずして・・・
鴨長明、うまいこと言ったもんだ。
言い古された言葉だけれど、2人の退団発表があった時に浮かんだのが、この言葉でした。
宝塚歌劇団の歴史は100年を超えても絶えず流れ続けているけれど、それはいつも新しい水であって、元の水ではない、と。
一昨日から今日までの流れ、
北翔海莉&妃海風退団 ⇒ 紅ゆずる&綺咲愛里星組トップ就任 ⇒ 早霧せいな&咲妃みゆ退団発表
すごい勢いで川が流れてる。
雨でも降って増水したか?流れがはやい!!
ついていけない!!
各組とも後ろにスター候補生が並んで順番を待ってるし、代謝していかないといけないのは当然だってわかってるんですけどね。
この流れに乗り損ねて、数年宝塚を離れていた時期があったなあ。
またそんな時期がやってきそうな予感。
いやいや、まこっちゃんがトップになるまでは!!もうちょっとがんばろう。
私は雪組には詳しくないし、ちぎみゆトップコンビの作品はルパンと星逢一夜しか見ていないから多くを語れないけれど、ちぎちゃんのパワフルで明るい舞台姿が好きだったな。みゆちゃんは『春の雪』で存在を認識したころにはもう大物の風格があって、末恐ろしい娘役さんだって思ってました。
この二人はまれにみる原作の再現力の高さで、宝塚の新しいジャンルを築きましたよね。宙組からやってきたちぎちゃん、月組からやってきたみゆちゃん、花組からやってきただいもん。4つの組が合わさってできた今の雪組ができた。歴代あまり集客力が高くないイメージの雪組(私のイメージです)を完売・完売にしてきた功績は大きい。
トップとしての在任期間は3年弱。
大劇場作品5作。
ん~、もうちょっといてくれても良かったような。
それにここだけの話、スターOGが続々増えることにちょっぴり不安があるんです。
ちえちゃんは誰が来ても不動の地位を築いていくだろうけど、ねねななちゃんがね。
風ちゃんみゆちゃんっていうウルトラ実力派娘役が次々と世に出てきたらやばいんじゃないかと。
ねねちゃん負けるながんばれ!!
以下、ネットで見た会見の情報を見てのコメントです。
動画は明日の宝塚ニュースまで我慢。
早霧せいな退団会見
ネットで公開されている会見時の写真の表情、満面の笑みで、ちぎちゃんらしいですね。
「ずっと宝塚にいたいんですけど、そんなの無理じゃないですか。だから私はスッと去っていきます」って。
飾らない素直な言葉だな。
でもね、ちぎちゃんはスッとなんて去れないよ。(笑)
やっぱりにぎやかに去って行ってもらわないと。
「永遠に男役をやっていたいけれど」なんて発言も今まで聞いたことがないような。
ファンのみんなも思ってるよ。永遠に宝塚スターでいてほしいって。
でもね、OGになってからの活躍を観るのもいいもんですよ。
やっぱり現役タカラジェンヌやっててなんぼでしょ!って思うこともあるけれど、ツレちゃん(鳳蘭さん)のように、本人もファンも一緒に年を重ねていくのもまた良いもんです。ずっと観ている私たちもなぜか当時にタイムスリップしたかのように若返ることができますからね。
今後の活躍に期待!
咲妃みゆ退団会見
ちぎちゃんに続いてみゆちゃんの会見。
彼女のキャラはどこまでが本物なんだろう?といまだに疑ってます(笑)
彼女だけじゃなく、最近の娘役トップさんがみんな揃って「相手役さん大好き!!」と言っているのはどこまでが本気なんだか、疑問。
でもまあ、宝塚娘役として、公の場でその姿を全うするのは悪くない。
それが嫌い!!っていう人がいるのもわかりますけどね。
最近の傾向として、娘役さんが相手役さんを「好き・好き」と言っているのに比べて、男役さんは娘役さんをほめたり大切にしているような発言をしませんが、ここの組は違いましたね。
ちぎちゃんは最初から彼女のことを「雪組の宝」って言ってました。
きっと大事にされたんでしょうね。みゆちゃんあってこそのちぎちゃんだったと思います。
みゆちゃんも、ちぎちゃんと「片時も離れたくない気持ち」なんだから、やっぱり一緒に会見させてあげたかったなあ。
きっとちぎちゃんの会見の舞台裏ではみゆちゃんが見守っていて、みゆちゃんの会見の舞台裏ではちぎちゃんが見守っていたはず!!
いや、違うかったとしても、そう妄想しておこう。
小川理事長のご挨拶では「史上、これほどいいコンビがあったかな?』と思う。」との発言があったそうですが、これは違う!!
過去に良いトップコンビは山ほどいる。
あなたが知らないだけでしょう!!!!!
ま、二人をたたえる気持ちを伝えるための大袈裟な表現だったと受け取っておきましょう。
東京公演、そしてラストステージへ。
これからは、休む間もなく走り続ける日々になるでしょう。
最後までキラキラ輝いて、これ以上痩せることのないよう、宝塚ライフを楽しんでもらいたいですね。