本日は宝塚を離れて、奈良県明日香村に。
キトラ古墳壁画、第一回特別公開に参加してきました。
今回公開されたのは、「朱雀」「白虎」、そして初公開の「天文図」。あと副葬品が少し。
事前予約制で、見学時間はたったの10分。
予約時のメールに添付されていた予約表には20分と書かれていましたが、集合から入場までの10分も時間に含まれていたようです。
これが四神です。
わざわざ明日香村まで行って10分??って驚いたけれど、実際に見学してみたら納得。
人数が制限されているので(私が参加した回は35人位だったかな。)とても見やすく、展示の数から考えるとこの位の時間で十分でした。
一番印象に残ったのが天文図。
今回初公開です。
想像していたよりもかなり小さかったから驚いたけれど、その中に宇宙が広がっていました。
7世紀末から8世紀初頭に描かれた絵やその色、金銀箔が現在でも残っているというのは感動的。
現時点で、中国の星座が74座確認されているそうです。
壁画の実物は今後も年4回公開される予定だそうです。現在修復中の「玄武」と「青龍」もそのうち登場するかな。
資料館の入り口
1階はキトラ発見から壁画をはがすまでの説明や、古墳についての解説があります。ここは撮影自由。
予約がなくても入れるエリアで、なんと無料です。
全体を見るのにかかる時間はおおよそ30分。
シアターの映像を3種類全部みるためには、プラス1時間が必要です。
本物の壁画を見る前に、展示で予習することをお勧めします。
石室の復元模型。こういうのがあるとイメージしやすい。
こんなイメージ。見えにくいけれど、人は石室の中の石棺におさめられています。
この方が誰かは分からないけれど、大人の男性だそうです。
壁画に描かれていた十二支。説明されても全然見えない。
キトラ古墳。
ちっちゃな円墳。
韓国のお墓みたい。
以前来たときは、保存用の仮の建物に覆われてたところ。発掘後復元されています。
古墳そのものは資料館の裏手(吉野寄り)にあります。せっかくここまで来たら見落とさないようにしなくっちゃ。
最初、すぐ横の展望台と間違えてました。
展望台の写真いっぱい撮ってしまった。
古墳周辺は、明日香村で5つ目の国営飛鳥歴史公園として整備されました。
以前訪れたときとは別世界。外でお弁当を広げることもできますよ。
おや?これは赤米?田んぼに植わっているときからこんな色なんだ。初めて見た。
ランチは飛鳥駅前すぐのコッコロカフェで食べました。1030円のランチセット。おいしいけれど、わたしにはちょっと足りない。50円プラスしてご飯大盛りにすればよかったな。
内装もとってもかわいい。
飛鳥と言えばお約束。販売所ショッピング。
今回はこんなにたくさん。
近鉄飛鳥駅から、キトラ古墳までは徒歩30分程。
バスもあるけれど、本数があまりありません。の~んびり歩いていくのもいいもんです。
秋の遠足第一弾、満喫しました。
今後の公開予定はおそらく文化庁のHPで案内があると思います。