宝塚歌劇 月組

トミーさんと岡田先生、生田先生の 『グランドホテル』 トークが面白い

投稿日:2017年1月13日 更新日:

宝塚ニュース 月組公演 『グランドホテル』トーク。
誰が出てくるかと思いきや。まさかの演出家’S。
トミー・チューンさんお久しぶりです!!
24年前の初演時には長期宝塚ホテルに滞在されていて、そこかしこで姿をお見かけしていました。
文房具屋さんとか・・(笑)

トミーさんと生田先生の並び、素敵ですよね。あ、いや、岡田先生もかわいいです。
岡田先生もよく駅でお見かけするし、生の姿をみたことがないのは生田先生だけだな。
大橋ですれ違ったりしないかしら。

通じ合うふたり

トミーさんと生田先生、日本とアメリカで遠く離れていても、二人とも同じことを考えていたということが度々あったようです。
男爵が死んだあとバラを持って歌うシーン。
歌詞を翻訳した生田先生は、どうしてもこの場面に子供を走らせたかったと。
バロン(男爵)の周りには子供を駆けさせることが必要!!とトミーさんに訴えたら、トミーさんも同じことを考えていたとか。実はブロードウェイで上演した時にも子役を出したかったけれど、子役を出すのが難しくて実現しなかったようです。宝塚だからこそ子供を出せる!!と思われたみたいです。

そっか、子供が走るというただそれだけのことにもものすごくこだわりがあるんですね。
観てる私はちっとも気づかなかったけれど。。

生田先生曰く、「トミーさんと言うかたの開かれた精神性に向かって自分が飛び込んでいけばいいんだ。そうすればきっとうまくいくと、自分自身を信じることができた。」のだとか。
外見はクールで繊細な生田先生、なかなか熱いパッションを持っていそう。

キスでよみがえる男爵

これまではジゴロと伯爵夫人が踊っていたボレロを、男爵とグル―シンスカヤで。というのは生田先生のアイデア。
その話をしたところ、トミーさんが黙ってしまったので、「やばい!!怒らせた!!」と慌てた生田先生は、違う話題を振ってみたそうです。それって日本人的なかわし方だな。そのときのトミーさんの動作まで再現しようとする生田先生、面白い!!
実はトミーさんは怒ったのではなく、「死んだ男爵をどうやって踊らせればいいのか。」を考えていたみたいです。

思いついたのは「眠れる森の美女」の逆バージョン。
グル―シンスカヤのキスで、死んだはずの男爵がつかの間よみがえる演出にしよう!!と。

ああ、ちっとも気づきませんでした。B席だったしな。

一見ロマンチックにもおもえるけれど、あれはゾンビが踊っていたのか。
そんな設定なくても、死んだ人が想像の世界で踊るって、舞台では珍しくない気がするし、観てる私はすんなり受け入れられたんですけどね。ゾンビって言われた方が違和感あるかも。

褒め上手なトミー・チューン氏

主役三人について岡田先生に感想を求められたトミーさん。
人の良いところを見つめて評価してあげるのがお上手。
褒めて伸ばすプロ!!

バロンの珠城りょうについては「登場した瞬間から男爵で、もう私の仕事はないと思った」と。
うん、それは分かるな。違和感がなさ過ぎた。ずっとそこ(センター)にいるみたいに見えたし。お披露目でいきなり当たり役に出会えたのかも。

グルーシンスカヤの愛希れいかについては、何も言わずとも身振りだけで「すばらしい!!」という感情が伝わってきました。
歌もダンスも素晴らしい。自分より年上の女性を演じることに対して苦労する役者さんが多いのだけれど、彼女は見事に演じていたというようなことをおっしゃっていました。
グル―シンスカヤというのは成熟した女性で、恋に落ちて若返るという振り幅の大きい役なんだと。

オットーの美弥るりかの演技からは「優しい悲しみを感じた。コミカルな役作りではなく、死を覚悟しながら強く生きていこうという気持ちが伝わってくる」と評価。

なるほど、感想というのはこのように表現すべきなんですね。

芝居とショーのパーフェクトなコンビネーション

またまた面白いことをいうトミー氏。
『カルーセル輪舞曲』はバロンとグル―シンスカヤの世界一周ハネムーン。
グランドホテルで結ばれなかった二人がショーで結ばれる。
偶然にも二つで完結されて一つの作品になっていると。

トミー氏、そこそこ良い年齢だと思うけれど、話を聞いていると全然それを感じさせない。
岡田先生や生田先生の発想を吸収しようという姿勢は、これからショービジネスの世界に飛び込もうとしている青年みたい。

見習うべきところがやまもりの、素晴らしいお方です。

最後にトミーさんから公演のPR
もしチケットがてに入ればお観のがしなく。
とてもバランスの取れたエンターテイメントです。とてつもなくユニークな作品ですので、ぜひみにきてください。

【LINK】
月組『グランドホテル』初演と比較してみました
月組『グランドホテル』再演は成功!!
・月組『グランドホテル』感想の続き

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