宝塚歌劇 星組

ロマンチックレビューとは?

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ロマンチックレビューってどういうのん?と聞かれたらどう答えるか。

簡単に言うと、「岡田敬二先生のショー作品」。
これが一番明確な答えかな。

作品のイメージとしてはどんな感じ?というと、
お花持ってゆらゆら、な~んて思っている人が結構いるようだけれど、違うと思う。
ロマンチックレビューって結構バラエティ豊かなんです。

ロマンチックレビューときいて、ふわふわしたものをイメージする人は、単に「ロマンチック」という言葉に踊らされているのではないかと。
例えば「ダンディズム」なんてふわふわしてないし、「夢・フラグランス」もそういうんじゃなかった。
これぞ宝塚のレビュー!!みたいなものを指すといえばいいのかなあ。

やっぱり定義づけるとすれば、「岡田敬二先生のショー作品」としか言いようがない。

私としては、最近で言うと(といっても少し前だけれど)藤井大介先生の「エトワールドタカラヅカ」なんかが、現代版ロマンチックレビューと言っても良いんじゃないかなと思ってます。

一番好きな作品を上げよって言われると・・・・う~ん。どっちにしようかな。
星ファンとしてはやっぱり「ナルシス・ノアール」というべきか。
次点は「ル・ポアゾン」。甲乙つけがたいけれど。どちらも大好きでした。

今回の星組の「ロマンス」はどうですか?
初めてロマンチックレビューを観た人にはどう見えるんだろう。

私としては、やっぱりもう全盛期は過ぎたなという感想。(みんなそう思ってますかね。)
作品だけじゃなく、出演者も。
今のジェンヌさんでロマンチックレビューが似合う人なんていないんじゃないかな。
ザ・白馬の王子様!!みたいな。

ネッシーさん(日向薫さん)トップ時代の星組は、男役さんは楽屋の入り出のときから王子様で、白のロングブーツ履いてばっちりリーゼント&ばっちりメイクで楽屋入りする人ばっかりでした。
そしてトップ娘役さんを組の全員が姫として崇め奉っていた時代。
今はもっとさっぱりしてるから、その時点から違う。
もちろんこれは世の中の時代の流れでそうなってるわけで、良いとか悪いとかいう話ではなく、自然な現象だけれど
だからこそ、ロマンチックレビューは今の時代に合わないんだろうな。
今ロマンチックレビューらしいロマンチックレビューをやるなら、鳳蘭を筆頭にしたOGにやってもらうのが一番なのではないかな。

ロマンチックレビュー演出家としての後継者はいないようだけれど、レビューの流れというのは今の時代にも確実に受け継がれているし、宝塚のレビューというものはこれからもずっと進化して、あり続けていくんだろうからそれでいいんでしょうね。

次世代のレビュ―はどんなものに変わっていくんだろうな。いつまで見続けられるだろうか。がんばろ!!

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