宝塚歌劇 星組

名作『日のあたる方へ―わたしと言う名の他者―』

投稿日:2016年11月19日 更新日:

宝塚の名作『日のあたる方へ―わたしと言う名の他者―』。
宝塚歌劇版ジキルとハイド。
何度も観ても、よくできた作品ですね。キムシン最高!!
批判されることの多い木村先生だけど、私は木村信司先生の演出大好きです!!
役者の潜在能力を引き出す能力に掛けては右に出る者はいないし、メッセージ性のある作品も私の好みです。

ジキルとハイドといえば、ブロードウェイで観た衝撃が忘れられない。
「This is a moment」という曲だけが有名になって、オフブロードウェイからブロードウェイへと昇格したミュージカル。
何が衝撃かって、ジキルがハイドになったり、ハイドがジキルになったりする葛藤の場面。
なんと、身体の半分がジキルで半分がハイド。右向いたり左向いたりして、二重人格を表現。
そう、星組ファンならわかるかな。『エトワールドタカラヅカ』で紅さんがやったふたご座。あれと同じ手法。
ショーのコメディ場面じゃなくて、お芝居の中の、見せ場ともいえる真面目な場面であれやられたらね、凍っちゃいます。
天下のブロードウェイでこんなことやっちゃうか。
余りにお粗末すぎてびっくり。

その印象が強く残っていたので、なんと、宝塚版ジキルとハイドも観なかったんです。めちゃめちゃ後悔してます。生で観たかった!!

ちなみに宝塚版では変身シーンをどうやって表現したかというと、ハイド氏になるときには照明が青白くなって、マイクにエコーがかかります。あとは真風さんの仕草や表情。一人の人間の身体に二つの精神(魂?)が宿っているというのが、これだけで十分よくわかります。右向いたり左向いたりするよりずっと自然。真風さんの演技も素晴らしかった。
この役は他の男役さんでもできる役だけれど、真風さんだったからこそ、こんなにも格好良かったんだろうなと(笑)パジャマ姿なんてもうたまらん!!
同僚の精神科医役の十碧れいやさんも、真面目で人が良い役を好演してたし、経済学者だったかな、天寿光希さんもよかった。
この二人、この手のキャラの役多いなあ。。ぽこちゃんは、大劇場を離れると一気に役があがるんですよね。やっぱりお芝居うまいからなあ。

この作品で特筆すべきはやはり妃海風ちゃん。
これは別の意味で衝撃でしたね。重い精神疾患を抱えている少女。宝塚にこんな難しい演技ができる人がいるなんて思ってもみなかった。この子は天才かと。演技力+歌唱力があるから、役の説得力も上がる。木村先生、主演二人の良いところをうまく引き出してるなあと感心しました。再演してほしい作品だけど、風ちゃんの役は他の誰にもできない。

超男前なジキル博士も、素のゆりかちゃんに戻ったら、まだまだ幼い。最後のごあいさつで、
「どうしたらいいのでしょう・・私は・・・・。こんな感じです。・・・です。・・・そうですね。もう・・幸せすぎて皆様の顔をみているのがつらいので、幕を下ろしたいと思います」って、ぼろぼろ涙を流しながら話してました。こんなかわいい挨拶してたんだなあ。
ちえちゃんと同じ。ギャップ萌え!!

あ、ちえちゃんといえば、来週23日、22時から関西テレビ「モシモノふたり」に柚希礼音さん出ますよ!要予約!
スカステでバイオハザードDVD販売PRの映像が流れているの見ました?ちらっとだけれどうまく良いところだけを切り取って、すごく良い作品にみえる。いや、間違いなく良い作品だけれど、実際以上にうまくまとまってるなあと。DVD欲しくなっちゃいました。キャトルレーヴに近寄らないようにしないと(・_・;)

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