「引き寄せ」今ブームみたいですね。
そうとは知らずに手にした数年前。本を読んで、なんとなく気分が盛り上がって、そしたら柚希礼音サヨナラ公演の前楽と千秋楽という、超プラチナチケットが2公演ともあっけなく手にはいっちゃいました。
もちろん取得するために、あの手この手で努力した結果ですよ。でも、努力したから手に入るものでもないし、やっぱり引き寄せたかなあと。
少なくとも私はそう思うことにしました。
引き寄せ本って本屋さんに行くとたくさん並んでますよね。正直、どれを選んでもいいと思います。ぱらぱらっとめくってみて、気になるなとか読みやすそうだなと思ったものを買えばOK。それも引き寄せなんでしょう、きっと。今回、タイトルにある奥平さんの本をご紹介したのは、それがたまたま私が最初に手に取った本だったからという理由からです。毎日たくさん出版されている本のなかから選ぶ一冊。本との出会いって運命的ですよね。
これいいなあと思ったらその時に買わないと、次に思い出した時にはもう見つけられないことって結構ありませんか?本との出会いは一期一会。そう思っているので、つい、どんどん購入してしまいます。
引き寄せって何?そんなん眉唾物だろう!って思ってる方もたくさんいらっしゃると思います。
でもそれはちょっともったいないかな。信じる者は救われるってね。
そういうと宗教じみちゃいますか?
そうじゃなく、引き寄せ本って結局自己啓発なんだと思います。
「いい気分でいるといいことを引き寄せる」ってかいてあるけれど、そうじゃなく、いい気分でいても悪い気分でいても次に訪れる物はおなじかもしれない。ただ、そこからさらに次に進むときに「引き寄せ」というものを意識していると、よりプラスの選択ができるのかなって思います。
動物を見て「かわいい!!」と思うか「臭い・汚い」って思うかで次の行動がかわりますよね。そんなイメージです。
おなじものを見ても「癒し」と感じるか「ストレス」と感じるかはその人次第。
まあ、私は動物嫌いなので、この場合は後者を選びますけれどね。
引き寄せの本をいろいろ読んでいて「あれ?これ矛盾してないか?」と思うことがあっても、そこを突き詰める人と、「ま、いっか」といいところどりする人とでは、幸せ度が違ってくると思いませんか?
本に書かれていることをすべて信じる必要はなく、自分に必要なエッセンスを取り入れることができれば、自分自身は幸せになれる。つまるところこれは、「引き寄せる」のではなく、「自ら選び取る」ということになるのかなと感じています。
いいところどりして、いい気分になれたらそれで十分!!
というのが私の解釈です。
一冊読んでなんとなく基本をつかむのもよし。何冊も読んで様々なパターンの知識をみにつけるもよし。いやいや、こんなん信じられんわ!と見向きもしないのもよし!
それぞれ自由に居られるのが一番。
それが私の結論です。