宝塚歌劇 星組

妄想劇場 桜華に舞え その後

投稿日:2016年10月5日 更新日:

きゃ~~~~~!!『王妃の館』真風さんがルイ14世。やった!!!
絶対見る!!!!!ちえちゃんのルイ14世の再来だ~~~!!

っと、今日のテーマはそれじゃなくて、桜華のその後を妄想してみました。こういうのめっちゃ楽しい!!
(史実は一切無視です!!)
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(半次郎の母スガの語りのイメージで。。。鹿児島弁全然わかりませんけれども、まあ雰囲気はこんな感じかな?(・。・;)

あのいくさの後、鹿児島では残された家族たちがひっそりと暮らしておりました。
聞くところによると、5月には大久保卿が暗殺されたのだとか。
ほんに、あのいくさはなんじゃったんじゃろうなあ。

女子供ばかりの暮らしは楽ではなかったけれど、やがて落ち着いた日々を取り戻つつありました。

そんなある日、あんお人がやってきたのです。
大谷吹優さん。半次郎の香水を届けてくれました。
きれいな、心のやさしいお人じゃった。
なんでも今年の夏に郷で待っていてくれと半次郎と約束しておいやったとか。
もう半次郎と会えんことはわかっちょるけど、せめて半次郎の育った村を訪ねて、私らに遺品を届けようと思ってくださったそうな。
ありがたいことじゃ。
ただな、ヒサが、何かを感じ取ったのか、腹を立てて口もきかん。
あんお人が帰った後もしばらく機嫌が悪うて悪うてな。
ヒサはええ嫁じゃけど、怒ると怖い。

吹優さんは、半次郎の東京でのええ人だったんじゃろうかの。
あの後東京で、薩摩出身の軍医、高木兼寛の妻になったそうじゃ。今頃幸せにやっちょるかのお。

月日は流れ、半次郎達がなくなって3年、わたしにもお迎えがきた。半次郎が迎えに来てくれたんじゃ。
娘の貞は再婚したし、ヒサを一人残していくのが気がかりじゃったけど、半次郎が「心配なか!!」いうちょるし、なんとかなるんじゃろ。
ヒサ、いままでありがとな。

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それから更に月日は流れ・・・久は一人、ただ一人で心細さに耐え、桐野の家を守っておりました。
義母と夫の墓に手を合わせ、桐野利秋の妻であったという誇りを大切に、この吉野の地で強く・たくましく生きていこうと決意を新たにしていた時・・・

気が付くと、後ろに人の気配がありました。

だれじゃ。賊軍の将の墓に来る人なんぞおらんはずじゃ。
こん墓はうちが守る。振り向きざまに叫びました。

「うっころすっど!!」

「ははははははは。久ぁ、ちっとも変わらんのお。」

「あんた、隼太郎さん。」

そこには、薩軍と戦った衣波隼太郎がたっていたのです。

「兄さぁの墓に参りにきた。そこ、ちょっとええか」

墓の前に跪き、手を合わせる隼太郎。

「兄さぁ。遅なってしもて、申し訳ごわんど。ようやっと戻ってきもした。あんいくさん時は、・・・
兄さぁ!!!申し訳なか。他にどうしようもなかったんじゃ。おいは兄さを失いとうはなかった。痛かったじゃろう、よう頑張ったなあ。」

墓前で泣き崩れる隼太郎。じっと横に座っているひさ。
しばらくして落ち着きを取り戻した隼太郎は、じっと墓を見つめていた。
どのくらい時間が経っただろうか。意を決したように、久の方を振り向いた隼太郎がようやく口を開いた。

「ひさぁ。一緒に東京ばいかんか。今度こそ、おいの嫁ごになっちょくれ。」

「じゃっとん。。」

「わかっちょる。ひさは桐野利秋の妻じゃ。おいは敵じゃ。」

「そうじゃなか。」

「ひさ。おいは、誰よりも兄さのことが好きじゃった。尊敬しとった。
 ひさが兄さの嫁ごになるっちゅうて聞いた時も、兄さあなら、おいよりも久んこつ幸せにしてくれるっちゅう思うて、安心じゃった。
 じゃっとん、兄さがのうなってもう5年じゃ。
 兄さあのこつ愛したおはんと、おいと、二人で一緒に、兄さあの志ば継いで、新しい道を歩んでいかんか。
 おいは、おはんのこと必ず幸せにする。兄さあの前で誓う。
 ひさ、おいの嫁ごになっちょくれ!!」

ひさを抱きしめる隼太郎。涙を流しうなずく久。
そして空を見上げる隼太郎。いつのまにか日は落ち、空には星が瞬いていた。

「兄さあ!!きこえちょるかあ!!おいは、兄さの残した大切なもんば守って、日本ちゅう大きな星を継いでいく。兄さあも見守っちょってなあ。」

拍手。幕。

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