みなさまお待たせしました(笑)
『グランドホテル』観てきました。
楽しい演出のロビー生演奏
お正月三が日は毎年恒例オーケストラの生演奏から。
昨年は劇場についた時には演奏が終わっていて悲しい思いをしたので、今年は開場5分前にはスタンバイ!!
本日の演奏は『グランドホテル』から3曲、『カルーセル輪舞曲』から1曲。
(ろんど、で変換したら漢字でてほしいよなあ・・・宝塚的に良く使う表現なのに。愛と死の・・・とかね)
グランド・パレードで迎えられてロビーに入るのはかなり良い気分。
まるでグランドホテルの出演者になったかのよう。
センターの女性、フラムシェンみたいなドレスだなあ・・・・。
あれ?よく見るとその右後ろはオットーでは?あ、左の人はホテルマン?
オットースタイルの方はなんと咳までしてる。
隣のホテルマンの方が笑いをかみ殺しているところをみると、これは演出っぽい。
やるなあ。
(オケの皆様、おかしなイラストで顔を変えてしまったことをお詫びいたします。)
初演との比較
初演と比較して、大きな変化はありませんでしたね。
今初演のCDを聞いていますが、基本は一緒。歌詞もほとんど変わってない。たまに歌詞やリズムが変わっているのはこだわりなんですかね?初演版で聞き覚えているので違和感が・・・。
もちろん主演がオットーから男爵に変わっているので、多少の変化はあります。
幕開きいきなり男爵一人だけが舞台に立ってソロが始まるというのは前回はありませんでした。
前回はちょうど今回の男爵の歌の終わったところから始まりました。
そして初演のオットーは予約をせずにホテルに来ていたというのが今回と違う。前回は、予約をしてからくるようにとアドバイスをされていました。
大きな違いとしては、私のお気に入りのジミーAとジミーBの歌"Maybe My Baby Loves Me"がなかった。あのおしゃれな曲がないのは残念すぎる。と同時にやはりあれは普通のジェンヌでは歌えないんだなあと思ったり。真織由季がいてこそのジミーだもんなあ。
グル―シンスカヤと男爵が一夜を過ごしたあと(だったかな?)のグル―シンスカヤのソロは今回新しく加わった場面。
さすがちゃぴちゃん。ひとりっきりのでも舞台空間全部を使えてる。
聴きごたえのある一曲でした。
そして愛と死のボレロの直前。
ここにバラの花束を持った男爵のソロが増えていました。
ボレロは初演では、ジゴロと伯爵夫人のダンスだったのに、今回はここもグル―シンスカヤと男爵の場面に。
初演と同じリフトも健在。
ラストは「クリンゲライン閣下にお車を!!」で終わるはずはなく、一部順番が入れ替わっています。
そして幕が下りた後にもう一場面取ってつけたようなダンスが。
これはまるで宝塚のお芝居のラストのようではないか。
うたかたの恋とかね。
最後によみがえっちゃう系。
なんとなく、最初と最後が取ってつけた感があって(初演をみてなければそうは思わないのかも?)やっぱりグランドホテルの主役はオットーでよかったのではないかと・・・
みやちゃんが一作だけ主演ということはできなかったのかなあ。
結局、主演二人の場面が増えて、その分ジミーとジゴロたちの場面が削られちゃった。オットーの場面は減ってないんじゃないかな。
あ、そうそう、ちっちゃなことだけど、バレエの興行主の人がなまってました。初演は特になまってなかったのに。そこわざわざ加える必要があったのだろうか。。。
というわけで、公演の感想は次回に。