友人から、梅田芸術劇場の『ロミオ&ジュリエット』を観に行ったというメッセージが来たのをみながらTVをつけたら、スカステでもロミジュリやってました。
月組版、こんなんでしたっけ?
星は何度も観てるから隅々まで覚えているけれど、こんなに違ったとは、今更ながらに驚きました。
ハートふーないやん!!
いろいろ驚いた
ゆるやかなまさお節
昨日放送していたのは、龍真咲ロミオ版。(月組はWキャストで明日海りおロミオ版もあります。)
まさおロミオははじけるような若さがありますね。身体が軽い。
驚いたのは『1789』の頃と比べると、まさお節がゆるやかなこと。
わずかにしか感じられない。
あ~、やっぱりまさお節だわと思ったのはパレード位かな。本編の間は随分控えめでした。
まだキャラが確立していなかったのかしら。
歌うまいんだし、美人なんだから、もっと素直に魅せてもよかったのになと今更ながらに思いました。
トップコンビがラブラブ
いや、ここで驚いちゃいけないか。新トップコンビだし、ロミジュリなんだから。
まさおがね、隣にちゃぴちゃんがいることがすごくうれしい!!って表情で踊ってるの!!
いいやん、いいやん!!!!
この時ちゃぴちゃんはまだおとなしくて、今のような大物娘役の片りんもみられない。
どちらかというと、ジュリエットのかわいらしさが見えなくて、イマイチな印象。まさかこんなに大きく化けるとはね。
その他のキャスト達
肉体派ベンヴォーリオ
星組のベンヴォーリオといえば、賢いお兄さん格の涼紫央さん・美しく繊細な紅ゆずるさん、こどもっぽいが最強に歌える礼真琴さんの3人。
それぞれにタイプは違うけれど、どちらかというといつも一歩引いて全体を俯瞰しているキャラという印象。
それが星条海斗さんのベンちゃんの力強いこと。喧嘩があると真っ先に突っ込んでいきそう。
どちらかというとマーキューシオにみえる。
当時もこのキャスティングに疑問を感じたけれど、今見てもやっぱり疑問だわ。
こういう解釈もありなんだろうけどね。
こんなベンちゃんでもやっぱり「どうやって伝えよう」って悩むんだなあ。
健康的な〝死″
死もまた大柄で、野獣系。
冷気が見えない。
うわ~~って追いかけてきて、力づくで命を奪われてしまいそう。
ベンヴォーリオといい死といい、星で繊細キャラだった二役が、月組ではどちらもがっしり力強いのが慣れないわ。
キャピュレット夫妻
キャピュレット卿の越乃リュウさん、色気が尋常じゃない。
キャピュレット夫人の憧花ゆりのさんもいい味出してますね。どちらかというとあまり好きではない人だけれど、この役はよく似合っていて素敵。
こんな大人の夫婦に、あんなこどもっぽくかわいらしい娘が産まれるのか。
ロレンス神父
星組の時より身体が大きい。
そして星組の時より髪がくるくる。
気のせい?
パリス殿
紫門ゆりやさん、ぴったり!歴代一番ぴったり!!
ヴェローナ大公
大公はこの人しかいないでしょう。輝月ゆうま君。
たしかな演技力と、目元のくっきりしたメイクが素敵。
ごめんまさこさん!!
フィナーレ 星組と全然違う!!
こんなに違いましたっけ???
うわ、全然覚えてない。
最初の銀橋は美弥るりかさん
若い!!
はじめて銀橋でソロを歌うってことで、「みんなが手拍子してくれなきゃ、私の声が聞こえちゃう!!」って言ってたよね。それが今やオットー様よ。
あれ?マーキューシオについてのコメントがなかった?
残念ながら昨日見たときにはマーキューシオは出てこなかったんです。
リアルタイムでちょいちょい他のことしながら見てたから、きちんとテレビに向かって座った時にはもうこの世にはいなかった。。
みりおちゃんハートがいっぱい
なになに、このらぶりーな幕。
パステルなハートがいっぱい光ってる。
しかもダンスがヒップホップ調?めっちゃ現代的。
これもロミジュリの世界観なのか!星と全然違う!!!
ちえちゃんは踊りでまさおは歌だ!!
あたりまえだ!!
ちえちゃんのエメのダンスシーン、あのめちゃめちゃめちゃめちゃ格好良いシーンがない!!
「ハートふ~」がない!!
いや、あっても嫌だな。これでいい。
ここはまさおは歌うのかあ。なるほどね。それがいいね。
バックのダンスは若さがみなぎってる。月組だなあ。
この公演、98期が組周りで参加してるんですね。
天華えまちゃんとか真彩希帆ちゃんがいる。
結論
やっぱり私は星組の『ロミオとジュリエット』が好きだぁぁぁ!!
以上!!!!!
ふ~、長かった。がんばりました。