読書

村上春樹著『海辺のカフカ』

投稿日:2016年6月27日 更新日:

村上春樹は苦手です。
その昔、ノルウェーの森を3行で挫折して以来ずっと避けてきました。
海外文学の翻訳本を読んで、「これ面白くないなあ。翻訳が悪いんかなあ。」と翻訳者を確認すると、大抵そこには村上春樹の名前がありました。なんというか、合わない作家さんっているんですね。ノーベル文学賞候補に度々あがっているし、これだけ有名で新作が出る度に話題になるんだから、きっと良い作家なんだろうけど、「なんだこれ???」って思ってしまうんです。
私の周囲にいる村上ファンに「村上春樹苦手。読めない。」と言うと、大抵こういわれます。「あー、分るわ。合わなさそう。」って。その理由がまたわからない。なぜそう思う?

そんな私ですが、『海辺のカフカ』では村上作品の面白さに触れることができました。
複数の話が並行して進んでいって、最後に一つに繋がるっていうパターン、好きなんです。あー、でも最近このパターンの作品多いですよね。
はじめて海辺のカフカを読んだとき、作品の世界に引き込まれて、一気に最後まで読みました。全体の流れが面白いですよね。構成も考え尽くされているんだろうなと感じました。同じく村上春樹の著作である『1Q84』もすごく面白かったです。

でも。。。

数年ぶりに『海辺のカフカ』を読み直してみると、あのときなぜ面白いと思ったのかが理解できませんでした。
世界観はすごく好きなんです。でもね。
ストーリーの流れに関係のない描写が多すぎると思いませんか?
すべてのことには意味があるとか作品中に書いてある割に、この本1冊だけを見ても、すべてに意味があるとは思えない。
本当にこれがカフカの物語に必要なの?って疑問。電車のなかで本を開くのをためらわれるような・・・誰かにみられたら「この人、何読んでるの?」ってへんな眼でみられそうな描写も結構ありますよね。
メタファーとかよくわけのわからない言葉や表現もジャンジャン出てきますよね。なんか傲慢な感じがしちゃいます。なんだろう?なんだかうっとおしい気がして、読んでるうちに腹立ってきちゃった(笑)
ということで、このあたりはざっと早送りしちゃいましょう。
そう。不要と思う描写を全て早送りして読めば、面白い作品なんですよね。でもそれって作者の意図を完全無視しちゃってる?
いらないところバッサリカットしたら、1冊に収まるんじゃないかなあと思うんですけどね。
もう、最後の方なんてめんどくさくて放り投げたくなっちゃう。

今の私が『1Q84』を再読するとどう思うだろう。以前読んだときはかなり面白かったけどなあ。一度試してみる必要がありますね。

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