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阿弖流為(アテルイ)の物語 高橋克彦著『火怨』  Part3

投稿日:2017年2月15日 更新日:

さて、ついに本の感想に入るわけですが・・・どうしよう。書けない。

いろいろ試しに書いてみたけれど、何かが違う。
やっぱり本を読んでもらうのが一番、かな。


ひとつだけ書くならば・・・

蝦夷側の視点で書かれたこの壮大な小説。
読み終わった後に、私の学生時代の日本史の教科書(山川出版社)の記述を見て、悲しくなりました。
一部抜粋してみます。

桓武天皇は、遷都とならんで蝦夷の征討に力を入れた。光仁天皇のころから、陸奥の蝦夷が大規模な反乱をおこし、一時は鎮守府のある多賀城をおとしいれた。この鎮圧のために数度にわたって大軍が派遣されたが、やがて征夷大将軍坂上田村麻呂はその鎮定に成功・・・。

驚くほど朝廷寄りの文章ですね。

小説を読まれた方には、私の悲しさが分かっていただけると思います。

反乱を起こしたのはなぜか。突然蝦夷が襲ってきたわけではなく、朝廷から攻撃を仕掛けられたため、自分たちの暮らしを守るためには戦うしかなかったのではないのでしょうか。こういう時いつも頭に浮かぶのは、宝塚で上演された『王家に捧ぐ歌』の歌詞のワンフレーズ「戦いは新たな戦いを生むだけ」。やられたらやり返すという発想は間違っているかもしれない。

でも阿弖流為たちは、常に敵味方関係なく死傷者を最小限に抑えることを考え、無意味な戦いをやらずに済ます方法はないかを考え、最後は自分たちで始めた長きにわたる戦いに終止符を打つために命を投げ出すんです。

今の日本人に、こんなことができる人は一人もいない。

優しくて、温かくて、懐が大きくて・・・何よりも心がある。そんな阿弖流為を反逆者呼ばわりするなんて!!!

小説はあくまでも小説なので事実と思ってしまってはいけないんですが、教科書ってひどい!!って思っちゃいました。一方の視点からだけ物事を見て、若者に教えちゃうんだなあ。

ううっ!!

次は、宝塚版阿弖流為の妄想キャスト、妄想ストーリーを書いてみようかな。
ちょっと時間がかかるかも。

【LINK】
・阿弖流為(アテルイ)の物語 高橋克彦著『火怨』  Part1
・阿弖流為(アテルイ)の物語 高橋克彦著『火怨』  Part2

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