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阿弖流為(アテルイ)の物語 高橋克彦著『火怨』  Part1

投稿日:2017年2月13日 更新日:

『火怨 北の耀星アテルイ』、読み終わった後、しばらく全身がじ~んとしびれて動けなくなりました。

この壮大な作品の感想をどう文字にすれば良いのか。難しくて、キーを打つ指がなかなか動かない。それでも読み終えて一週間ほどになるので、そろそろ何か書いてみようと思います。

阿弖流為(アテルイ)の強さ、母礼(モレ)の頭脳を中心にひとつになった、蝦夷と呼ばれる東北の人々。
皆が幸せに生きるために命を懸ける男たちの物語です。

いかにも日本人が大好きなストーリーですね。
涙なしには読めないこの感動物語が今夏宝塚歌劇で舞台化!
ブックづからしく、小説の感想と宝塚歌劇舞台化について書いていきます。

阿弖流為とは?

まず「あてるい」と入力して変換すると、一発で「阿弖流為」の文字が出ることに驚き!!
「すまっぷ」と入力すると「SMAP」と変換されるというのと同じですよ。そんなに有名なの??

私が阿弖流為を知ったのは、大沢たかおさんが演じられたNHKドラマを見たとき。このドラマも、今回紹介している小説を原作にしているものです。阿弖流為についてはその後歌舞伎にもなったし、ドラマよりずっと以前に劇団新幹線で舞台化されたこともあったようです。

『日本書紀』にその名前が出てくるということなので調べてみようと思ったのですが、持っていたはずの日本書紀がない!!!断舎利したときに捨てちゃったかなあ。

阿弖流為は、遠い遠い昔、西暦700年代後半に実在した人物です。人の名前ですよ。
歴史書に僅かに名前を残しているだけのこの人物を、高橋克彦氏が小説で生き生きとよみがえらせました。

 

阿弖流為は、現在の地名でいうと岩手県奥州市西部にある胆沢(いさわ)という土地で、族長の息子として産まれました。
岩手の豊かな自然に育まれ、やがて熊と喧嘩をするような向こう見ずな青年に成長します。

小説の最初に登場する阿弖流為についての記述によると、18歳という若い年齢ですでに人望を集めており、「その体躯は他を圧している。なのに顔には優しさがみられる。」人物だそうです。また、父親である阿久斗が「このまま成長すれば蝦夷を纏める器量」と睨んでいる、将来が期待される若者でした。

宝塚で阿弖流為を演じるのは礼真琴さん(れいまこと、こっちゃんです)。
宝塚随一といっても良い実力の持ち主。しかし!!残念ながら男役としての体格に恵まれていない。武人というイメージには程遠い、小柄で童顔。

小説の中に「鬼の子阿弖流為」と呼ばれているというような表記があったと思います。「鬼の子」というとなんとなくこっちゃんのイメージに合うかな。小さいけれどエネルギッシュで熱い男。そういう描き方であれば成立するかな。西郷隆盛のようにイメージが固定している人物ではないから、いかようにも書き換えられますよね。どんなアテルイになるんだろう。

さて、時代背景や小説の内容にも触れていきたいのですが、それはまた次回のお楽しみに。

阿弖流為(アテルイ)の物語 高橋克彦著『火怨』  Part2
阿弖流為(アテルイ)の物語 高橋克彦著『火怨』  Part3

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