さて続きです。
幕間の休憩。ロビーが異常な熱気に包まれていました。長年宝塚歌劇を観てきているけれど、こんなに騒がしいロビーは初めて。客席のテンションの高さも、これぞ星組だなあ。
まさかの幕間のトラブル
幕間、2幕開演10分くらい前に席についてスマホを触っていたら客席から笑い声が。
舞台でなにかあったのかときょろきょろしてみたけれど何もない。
あ!!
アナウンスだ。
なんか壊れてる。
同じとこ何度もリピートしまくってる。
考えたことなかったけれど、これって録音なんですね。めずらしいトラブルに出会いました(*^_^*)
第2幕
これもトラブル?
2幕の幕開きは1幕ラストの続きです。
あれ?
続きなのに、パーシーの衣装が違う。
1幕ラストはピンクのパンツにピンクのブーツでした。ファスナーがあいたまんまだったのが気になると前回のブログで書いていた衣装です。
ところが2幕が始まってみると、パーシーのパンツとブーツがしまうま柄に変わっていました。
ということはあれかな。ファスナーが壊れてブーツが脱げなくなっちゃって、1幕はそのまま最後まで出て、幕間に着替えたのかな。
明日以降ご覧になる方、確認してみてください。1幕ラストのパンツはピンクかしまうまか。
ストーリーがわかりやすくなった?
2幕ってこんなんでしたっけ?
ロベスピエールの歌が増えた以外にも、なんかストーリーが分かりやすくなってる気がする。
あれ?
絶対わかりやすかったと思うのに、帰ってから初演の星組と再演の月組の映像チェックしたら同じっぽいですね。わずかな変化?演技の違い?それとも私の贔屓度の違い???
なんでかわからないけれど、素直にそう感じたんです。
スカーレットピンパーネルという作品を何度か見て、何度見ても好きになれなかった。
でも今回、初めて好きだと思いました。
べにちゃんのパーシーが真面目なんです。軽すぎない。
そこが好き。
笑いも、下品な笑いじゃなかった。「どうだ面白いだろー!!」っていうんじゃなく、普通にしていることが笑えてしまう、そんな感じがしました。
パーシーのソロの歌詞に「朝まだき」ってあるんですね。突然ナポレオンの世界に意識が飛んで行っちゃいました。
それにしてもロベスピエールは悪いなあ。
なんだかんだで一人だけ良い服着てるし、とことん嫌なやつ。
ソロ曲、あれだけのボリュームがあって、銀橋も一人で渡ったら七海さんファンとしては満足できるのかな。七海ファンではない私としては、彼女には歌よりも芝居で魅せて欲しかった。芝居の見せ場って作るのむずかしいけれど、七海ひろきさんは演技してなんぼって気がするんですよね。
紅ちゃんのグラパンは歴代グラパンよりナチュラルに見えたのは私だけ?
おかしな外見に妙な動きだけれど、とってつけたような演技とは感じませんでした。やっぱり紅ちゃんお芝居上手なんだなあ。
マリー・グロショルツの部屋の場面。
かつらが並んでますね。
これってやっぱり、ギロチンにかけられて亡くなった人の髪で作ったカツラ???
ひえ~。
(※くわしくは以前のブログで触れています。)
マルグリットがコメディ・フランセーズで『ひとかけらの勇気』を歌うちょっと手前。
貴賓席にすわっているロベスピエールとその後ろに立つグラパン。
グラパンの大きな身体が邪魔をして、席に座れないショーヴラン。
グラパンを押しのけて無理やり席に座るショーヴランの姿がかわいく、そのショーヴランをバシバシたたくグラパンが面白い。
星組だけは本当に眼がいくつあっても足りない。何度見たら観たいところ全部みれるんだろう。チケットあと1回分しか持っていないというのに。
2幕のショーヴランは怖かった。
鞭でアルマンをぶつところ、めっちゃ痛そう。
同期ゆえに遠慮がないのか、鞭の勢いがすごかったです。
そしてアルマンを逃がしてしまったことで、漣レイラ君を思い切り殴ったところも怖かった。レイラ君ずっとほっぺた抑えて、かなり痛そう。口の中も切れてたっぽいな。なんども顔をぬぐって、その手をみてました。
栄光の日々
『栄光の日々』前から好きな曲だったけれど、今日ほど沁みたことはなかった。
なんだろう。
すっごく幸せな気分になって、もうここから離れたくない。ずっとここにいたいって思ったんです。こんな感覚初めて。
歌い出しのまこっちゃんがあまりにも上手だったから?アンサンブルのダンスが素敵だったから?星組一丸となったエネルギーが心地よかったから?
よくわからないけれど、心が満たされて、胸いっぱいな気分。
こんなに良い場面だったんですね。
あー、ここだけでもリピートしたい。
幸せすぎる。。。
ってことで良い気分になったところで今回はここまで。
フィナーレと全体の感想はまた改めて。
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