15周年エポックオブスカイステージとして、4月に1回限りの再放送があった『オール・リクエスト宝塚名曲!カウントダウン2011』。時代別のベスト10を、過去の映像や現役生の歌で振り替える番組。
「過去の舞台をまた観たい!」「あの作品のあの曲を聴きたい!」と思っても1本丸々全部見るのは時間がかかる。でもこういう番組だと、おいしいところどりで、あれもこれもといっぱい楽しめるのがいいですよね。
戦前戦後ベストテン1914年~1969年
戦前って、大正時代までさかのぼりますか(笑)リクエストで上がった10曲は以下の通り。
1位 霧深きエルベのほとり
2位 幸福を売る男
3位 すみれの花咲く頃
4位 モン・パリ
5位 赤いけしの花
6位 私は桃の花が好き
7位 愛の歌
8位 タヒチの歌
9位 花詩集
10位 君ありてこそ
全く知らない時代だけれどさすがはベストテンに選ばれる名曲。ずっと歌い継がれている歌が多いから、6位以外すべて知っていました。
10位の君ありてこそ、歌は安蘭けいさんでした。なんで???いや、うまいから当然なんだけど、なんでまりこちゃんじゃないの???麻路さきさん歌ってましたよ!!!TMP音楽祭か何かの映像あるはずよ!!!
8位のタヒチの歌。『南の哀愁』ですね。月組の再演を映像でみただけだけれど、好きな作品です。やっぱり剣幸さん時代の月組って月組黄金時代ですよね。
7位の愛の歌は多くの歌うまジェンヌさんが歌ってきているけれど、私はやっぱり涼風真世さんの歌が一番すき!!
70年代万博から『ベルサイユのばら』の時代 1970年~1992年
私しろたえが産まれる何年も前から(笑)、青春時代まで。
1位 心の翼(『テンダー・グリーン』)
2位 愛あればこそ
3位 愛の宝石
4位 心の人オスカル
5位 夢人
6位 我が名はオスカル
7位 生きるときめき(『星影の人』)
8位 ラバーズブリーン(『PUCK』)
9位 川霧の橋
10位 セ・シャルマン
10位からいきましょうか。
「セ・シャルマン」といえば鳳蘭、鳳蘭と言えばセ・シャルマン。そしてセ・マニフィーク。
これは曲というよりツレ様とセットでのベストテン入りですよね。映像もツレちゃんだったし。この方は本物のスター。退団して何年もたってからの舞台しか見たことがないけれど、いまだに誰よりもオーラがある。宝塚ファンなら絶対に一度はツレ様を拝んでおくべき!!!
みんな大好き「川霧の橋」。なんなんでしょうねこの作品の魅力って。しぶい日本物にも関わらず、小学生の私までもがハマったこの作品。あちこちで言っているんですが、旧大劇場の柱の後ろで観たのを鮮明に覚えています。また観てみたい思いは強いけれど、一方では剣幸さん以外誰も演じてはならない神聖なる作品という思いも強い。あるいは次の雪組トップコンビならできるかもしれないけれど、何人たりともウタコさんを超えることなどできない!!とも思っています。
8位、6位、5位は私の中ではどれも涼風さん。特にオスカルは、いまだに歴代ナンバーワン!!もっとも漫画に近い。ほんっとうに綺麗だった。大階段の真ん中で歌うかなめちゃん。白いマントの内側の、ピンクのバラ模様が素晴らしくて、目に焼き付いています
3位の愛の宝石は麻路さきさん!!と言いたいところだけれどやっぱりツレ様なのかな。まりこちゃんがショーで初めてもらった場面が『ジーザス・ディアマンテ』の愛の宝石で、ディナーショーでもアレンジして歌って、サヨナラショーでも歌ったんだったかな。だからまりこちゃんといえば愛の宝石・・でもツレ様にはかなわないか。お二人仲良しだからどちらでもよいことにしよう。
そして忘れてはならないのが1位の心の翼。大浦さんが亡くなったあと、お別れ会で元花組の皆さんが歌われた曲ですね。この時まで知らなかったけれど、すごく心に響く曲。『テンダー・グリーン』という作品はともかく、この曲が独り歩きしてしまった名曲なんですね。先日スカステで初めて公演の映像をちらっと観ました。幕開き舞台いっぱい衣装も装置も全部緑の中で大浦さんが歌う心の翼、なんでラストシーンじゃないんだ!!!勝手にこれはラストだって想像してたのでびっくりしちゃって(・_・;)しかも主演大浦さんじゃないやん。いろいろびっくり。この1位を覆せる曲は他にはないなあ。
それにしても私って昔は月組ファンだったのね。って思ってしまうこのコメント。確かに星組の次に好きだったのが月組だったけれど・・っていうか、何?このリクエスト、星組全然ないやん。ツレ様星組だけど、それ以後の星組どうした!!
かなしい・・・
さあ、語りすぎて長くなってきました。この続きはまたのちほど(^O^)お買い物にいってきま~す。