宝塚歌劇 花組

花組公演『邪馬台国の風』『Santé!!』あれこれ書いてみました

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花組公演が始まって4日が過ぎました。
スカステの感想、公演を観た知人の感想など合わせて書いてみます。

『邪馬台国の風』

「こらあかんわ」というメッセージが友人から送られてきた初日を皮切りに、脚本も、演出も面白くないというコメントが数人から送られてきました。

うん、まあ予想していましたけどね。古代史物って難しいから。ましてや邪馬台国、卑弥呼でしょ。

卑弥呼が主役で、ちゃぴちゃんあたりが演じるというのならまだしも、男役至上主義の宝塚に置いてこのテーマは選択ミスだと思う。

さらに中村暁先生という演出家の選択も失敗だったのかも。

私、子供のころ中村先生のお芝居大好きでした。『黄昏色のハーフムーン』『たとえばそれは瞳の中の嵐のように』、はまったなあ。今でもセリフ言えます。どちらもザ・青春物語!!で、小中学生の私にはぴったりでした。でも、他愛もない日常の一コマを切り取ったようなストーリーは今の時代には受けないんでしょうね。最近はのんびりしたお芝居ってないかもなあ。

明日海りおファンの友人は、作品がどうであれ「みりおちゃんが美しければそれでいい」と言っていました。下級生のファンの友人は、どこにでているのかを探すのに必死で、ストーリー全然気にしていなかったと言っていました。

脚本がダメならダメで、違う楽しみ方をできるのが宝塚歌劇ってこと?
それもちょっとさみしいなあ。
綺麗で華やかであればそれでいいという時代もあったけれど、最近は音楽や演出の力が大きくものをいいますよね。
新しい時代についていけないと演出家としても生き残れないのかも。

さて出演者たちにも目を向けてみます。
みりおちゃんのタケヒコ。たしかに美しい。みりおちゃんは全然変わらない。ちっとも年を取らないですね。タカラヅカニュースの映像をみて、ちょっとカリスタを思い出しました。

ヒミコの仙名彩世。どうだったのでしょう?誰もが喜んだ娘1の人選だったけれど、ふたを開けてみるとちょっと違うかも?

あぶなっかしさのない実力派はみりおファンが求めていたお嫁さんでしたよね。でも、どうなのかなあ。お稽古場や初日のニュースをみた感じだと、やはり地味だなという印象。さすがに上級生だけあって堂々としていますけどね。

芹香斗亜さんはいい感じになってきましたね。2番手さんにこんなことをいうのは失礼だけれど、トップになんてならず長く残っていたら味のあるおじさん役者になりそうだなって思っちゃいました。なかなかダンディですよね。

柚香光ちゃんもよかったと聞いたけれど、確かに映像を見ると美しい!!そして2曲は歌ってる??いよいよ花組の中核を担う男役にそだってきましたね。

全編通じて衣装は大王四神記っぽい。さすが古代史。大陸のにおいがしますね。

『Santé!!』

映像を見る限り、ザ・藤井大輔!といったショー。
プロローグも中詰めも、定型の藤井先生。

女装が多いようですね。男役の女姿、みんなそんなに観たい?娘役の出番奪っちゃってない?今回は専科さんの出番も多いようだし、組子の活躍の場が減ってしまうのは残念だな。中詰めかな、作品タイトルにまつわるのであろう曲のメドレー。パルファンドパリで使ってた曲がありました。ちょっとうれしい。

男役黒燕尾は「乾杯」の再演。『カクテル』みたなあ。匠ひびきさんが全然踊れなくて、必死で立っていた舞台。観てる方もつらかった。
たしかダンスは結構良かったんですよね。黒燕尾にあんな日本の曲を使う驚きと違和感が大きかったけれど、実は良い場面だったようにうっすら覚えています。

パレードの衣装はワインをイメージしてるのかな。綺麗だけれどなんとなく地味。もうちょっと華やかなのがいいなあ。

以上、観劇予定のないしろたえですが、好き勝手語ってみましたヽ(^。^)ノ

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