かっこえーなー、かっこえーなー。
真風さん、立っているだけで素敵。華とオーラと麗しき容姿。それだけあればもう何もいらない。
休日の朝、パジャマのままでリビングでごろごろしながら真風氏を鑑賞。至福すぎるひとときだわ。
冒頭、『エリザベート』の夜のボートの場面のような主役の二人。
真風氏のひげがたっぷりすぎる（笑）
そこからのプロローグ！！
ほえ～～。かっこいい！！！ああ、もうプロローグだけでも満足じゃ。思い残すことはござらん！！！
これ本当に石田先生の作品？
いやいや、本編も面白かったですよ。脚本が秀逸。石田先生とは思えない。（おっと、失言！）
コメディ感が良い感じ。どこかのなんとかはこべと違って、わざとらしく作った笑いじゃなく、押し付けるようなうんざりするような感じもない。
歴史や時事ネタ宝塚ネタを上手に織り交ぜて、随所に宝塚ファンだからこそわかる笑いが仕込まれてる。
コメディだけれど笑いばっかりじゃなく、人の命とか人生とか考えさせられるところもたくさん。
軽すぎず重すぎず、盛りだくさんすぎないちょうど良い分量と品質。これなら大人も子供も楽しめる。こういう作品が宝塚らしくていいよね。
ヴァンパイアを追いかける研究者や軍関係者の一団が登場したり、献血ラッパーが登場したり、過去に観た小池先生作品に似てるところもたくさんあったけれど、これ、石田先生ですよね？（まだ疑うか）そもそもヴァンパイアって設定が小池先生。面白いな。
とにかく真風さんが素敵なのです
７００年生きたヴァンパイアのアルカード。
７００年といってもずっと起きていたわけではなく、時々体温が下がって冬眠してはよみがえるということを繰り返している模様。
過去の様々な写真にその姿が写っています。
南北戦争時代の北軍の兵士、第二次世界大戦、ベトナム戦争、そして９．１１。
やっぱりイケメン！
どんなデータベースかしらないけど、よくこんな写真見つけてくるな。
合成写真の可能性も捨てきれないって、あきらか合成写真ですけどね（笑）
草食系イケメンのアルカード氏。名前のスペルはALUCARD。反対から読むとDRACULA。なるほど！
ブルー系の衣装がとっても似合う真風氏。喪服も似合う、ファーフードつきコートも似合う、ドラキュラスタイルも素敵！！とにかく格好良い。
真風氏って何ができる？
「歌える？」まあ普通に聞ける程度には。
「踊れる？」まあ困らない程度には。
「お芝居は？」うまいのか下手なのかよくわからん。温かみがあって私は好き。最近舌っ足らずな感じがなくなってきたような。
いや、技術面なんてどうでもいいんです。とびぬけてできないことがないわけじゃないんだから。真風は真風であるだけでいい！！
かっこえーなーーー。ほんっとうにかっこえーなー。客席降りも２回もあったし、劇場で観た人がうらやましい！！
年々イケメン度が増してきて、トップにするのがもったいない。トップになったら次は退団。そんなの嫌だ！もっと年齢が上がってくると、超絶イケメンのおじさんになること間違いなし。こういう人材こそ、トップの後に専科になってくれればいいのに。ただし専科になったら主演はナシでね。
あー、いいもの観た！
その他の出演者たち
ヒロインルーシー役の星風まどかちゃん。確かに歌がうまい。実力派！！
ただ、あの前髪なんとかならんか？幼すぎる。フィナーレの真風さんとのデュエットダンスも全然絵になってなかったな。お芝居の上ではこのコンビもありだなって思ったけれど、踊るとバランスが悪すぎる。もうちょっと大人になるのを待とう。
黄泉の国の帝王に雇われた派遣の死神カーミラ役の伶美うららさんは適役。ヘタだヘタだと批判されることの方が多いうららちゃんだけど（実際ヘタだし）美しさは天下一品。他の人にはない個性もあって、このままトップになれないで終わるのは惜しい。なにより真風との並びが一番絵になる。この先にも彼女に合った役が回ってきたらいいのにな。
愛月ひかるさんもなかなか格好良かった。どちらかというと好みではないんだけれど、今回の役素敵でした。あれ？前にもこんなこと書いたような記憶が・・・何のときだったかな。
京三紗さんのおばあちゃんも良い味でてましたね。ラストのまさかの純白衣装には驚いた。某ミュージカルのパロディみたいだったし（笑）
医大生の和希そら君もやんちゃな感じがかわいらしかった。ちょっと賢そうには見えなかったけれど。
あ！！大事な人が抜けていた。華形氏！！なんだか最近はすっかり真面目な人が似合うようになっちゃって。華形さんの演技は大好き。
さてさて、どんどん長くなってしまいました。
２０００文字近く書いちゃったけれど、最後まで読んでくれましたか？
ここまでの感想を一言でまとめるとこうなります。
真風かっこいーーーーーーー！！！
以上(^O^)
