宝塚歌劇 星組

星組公演『阿弖流為』その他の配役発表!!いよいよですな。

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『阿弖流為』キャストでましたね。
“おお!!”〝なるほど!” ”え??” 

思うことはいろいろです。
面白かったのは、役名は分かるのに出演者の名前が分からない人がちらほらいること。星組下級生のことより阿弖流為の話のことの方が詳しいのか、私。

まず驚いたのは柚美組長の桓武天皇。男役ですか!!まさか実は女だったなんて話では・・・ないな。

桓武天皇が登場するということは、朝廷側の場面もそれなりに描かれるということですね。原作小説『火怨』では天皇自身は登場してなかったんじゃないかな。

次に驚いたのは壱城さん演じる鮮麻呂。え!!!おじいちゃんじゃん!!阿弖流為の親の世代の人物ですよね。子どもの頃に阿弖流為が憧れていた人。そしてまだ子どもの阿弖流為の力を見抜き、次代の蝦夷を担う人物と早くから見定めていた人。小説の中でも何度も名前が登場するけれど、人物としては本当に出だしのところにしか出てこない。役の大きさは脚本でかわるけど、壱城さんももうそんなお年頃の役が回ってくるのか。。。なんかかなしいな。

ぴったりだ!!と思ったのが、漣レイラ君の御園。田村麻呂の部下なので、阿弖流為たちの敵方になる人だけれど、武士らしい武士なんですよね。腕が立って、寡黙で、いいひと!!シャープなイメージがまんまレイラ君。

もうひとりのぴったりさんはひろ香祐さんの伊佐西古。阿弖流為の仲間として、95期同期として自由にふるまってほしい。

これが最後の男役、音咲いつき君の諸絞はおやじのほうかな?息子の方かな?小説ですごいことやっちゃう人はお父さんの方。良い役ですね。でもお父さんの諸絞だとしたらずいぶんおじさんの役だなあ。天路そら君演じる多久麻も、蝦夷軍に欠かせない重要人物ですね。

忘れてはいけない重要人物。蝦夷の頭脳母礼に綾凰華ちゃん。ロベスピエールのイメージ?うんうん、想像できる。けど、年長の知的なお兄さん、できるかしら?そして最後の最後まで阿弖流為についていく飛良手に天華えまちゃん。ほー。一番の腕自慢だったかな。この人もいい人です。飛良手の恋人滝名も登場ですね。澪乃桜季ちゃん。同期カップルだ。でも滝名のお兄ちゃんはでてこないのか。

天彩峰里ちゃんは男役ですね。菟穂名って、小説には登場しなかったな。やっぱり子役なんだろうか。

夢妃杏瑠ちゃんをはじめとする、なんか怖そうな匂いのする女子たちは小説には出てきませんでしたね。どちらかというと阿弖流為たち蝦夷のスポンサー物部氏のなかにいそうな役だけれど、朝廷側なんだ。物部天鈴さまは颯香凜ちゃん。ここまでくるともうわからないな・・。

私が分かる範囲はぎりぎり98期まで。それよし下級生はちょっとわからないな。どんどん新しい人がでてくるのはいいけれど、90期代前半メンバーがどんどん老け役になっていくのがなんだかなあ・・・

時間よ、とまれ!!!といいたい。

今回の舞台の原作となっている小説『火怨』には出てこなかった登場人物も結構いるところから考えると、オリジナル色が強いのかもしれませんね。キャストを見て気づいたと思いますが、とにかく名前が難解。なので予習はしていった方が良いですよ。初日までまだ1か月あるし、観客側も準備して本番に臨みましょう!!

結局私の希望というか予想というか・・全然あたらなかったな。

高橋克彦著『火怨』 については過去に3回にわたって詳細な記事を書いているので、よろしければそちらもご覧くださいね。


阿弖流為(アテルイ)の物語 高橋克彦著『火怨』  Part3

さて、ついに本の感想に入るわけですが・・・どうしよう。書けない。 いろいろ試しに書いてみたけれど、何かが違う。 やっぱり本を読んでもらうのが一番、かな。 関連記事高橋克彦著『炎立つ』 読み応えのある5 ...

また、星組公演に先立って?7月8日(土)~7月14日(金)映画館で『歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』の上演があります。宝塚版とはちょっと違う内容だけれど、こちらも面白そうです。

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