何度も書いているけれど、娘役主演の組があってもいいんじゃない?
それできるとしたらちゃぴちゃんしかいないんじゃない??
どう考えても太陽王が主役ですが・・
冒頭、ポスターでも使用していた黄金のデニム衣装で登場した太陽王ちゃぴ。
どうみても女の子にしか見えない。
20歳の男子の役でしょ?いくらなんでもかわいすぎるだろ~って違和感もりもり。
これなら、誰が見ても女の子って気づいちゃう。
オスカルの少年時代って感じ。
って思ったけれど~~~~~、いつのまにかそんなこと気にならなくなってきて・・・。
ストーリーが太陽王を中心に回っている。
ちゃぴちゃんが王になったり王女になったり。くるくる変わる表情。計算された演技。
やっぱりちゃぴちゃんは他の誰とも違う。
格が上すぎる。
それに対してたま様は、トップというよりはちゃぴちゃんの相手役。
そういう描かれ方しちゃってるというのもあるけれど、ダルタニアンをシンプルに演じるという策が失敗だったんじゃないかと思います。
月組は確実にちゃぴちゃんを中心に回っているのに、どうしてセンターはたま様なんだろう。
宝塚は男役社会。集客を考えると、どうしても男役が中心にならざるをえないのもわかるけれど、今の時代男尊女卑はやめて、女性を優位に立てる組があってもいいんじゃないですか?
そもそもみんな女性なんだし。
女性を主役に持ってくることでできる演目ってあるだろうし、劇団としても幅が広がるだろうに。
ちゃぴちゃんがトップの羽を背負って大階段を最後におりてくるのを観てみたいなあ。
っていまさら言ってもどうしようもないことだけれど。
それにしても、改めて各組95期が劇団を支えているなあと感じた公演でした。
作品についての感想はまた次回。とりあえず今日はこれだけで。