さてさてさて、お次はキャストについての感想。
この公演で私的に一番輝いて見えたのは・・・さて誰でしょう?
(書きながら考えます)
トップコンビ 紅ゆずるさん&綺咲愛里さん
この二人だけが、一幕と二幕で別の人物を演じています(一応)。
第1幕
オーム・プラカーシュ・マキージャー(紅ちゃん)&シャンティプリヤ(あーちゃん)
脇役の家に生まれ育ったオーム君と、主役の家の娘ではないようだけれど実力でスターの地位を手にしたシャンティプリヤちゃん。
第2幕
オーム・カプール(紅ちゃん)&サンディ(あーちゃん)
主役の家に生まれたオーム君と、オームに憧れる駆け出し女優(?)サンディ。
Wオーム君。どうでしたか?
う~~ん。「紅さんのことが苦手」っていう人が最も抵抗を感じる姿がここにある、って思いました。
特に1幕のオーム・プラカーシュ・マキージャー。もうちょっと素直に演じても良かったのになあ。
こだわりなんでしょうけれど、クセが強すぎる。
紅ちゃんはあくが強い役より白い役が似合うのに。
そう!ウエストサイドストーリーのトニーみたいなね。(歌えないからできないけど)
私は紅ちゃんの白い役が好き!!
オーム・カプールはまあこんなもんかな。世間知らずのお坊ちゃまだけれど、何でもさらっと受け入れる柔軟な正確。
あーちゃんは、お得な役ですね。
シャンティもサンディも良い子だから好感が持てる。あーちゃん、インド人かわいくてすごく似合ってるしね。衣装もどれもキラキラ素敵!!
しかしまあなんとも技術力のないトップコンビだこと。
星組はまこっちゃんがいないと締まらないなあ。
ムケーシュチーム
ムケーシュ。美しい。
美しき悪役。いいですね。30年後の白髪ヘアーも麗しい。
だけど、思ったより出番少ないし存在感も薄かった気がする。
ゆえにムケーシュのバックにいる紫藤りゅう君と遥斗勇帆君も出番少なく存在薄い。
でもプロローグのダンスはこの2人に釘付けでした!
紫藤ちゃんやっぱかわいい!!
めっちゃ眼を大きく見開いて、めだまをぎょろぎょろ。ほとんど瞬きせずに踊ってましたよ。
遥斗勇帆君は、歌がうまいけれど大きすぎてごついイメージだったのが、随分綺麗になりましたね(本人比)。スマートで格好良くなっていました。踊りもイメージしていたよりずっと軽快でバシバシ踊ってた!!
へ~。スターになるとかありえないと思ってたけれど、そんなことなかった。これはいける!!
オーム・プラカーシュ・マキージャー ファミリー
オームママと脚本家パップー君。
美稀千種さんは、昨日も書いたとおりすごく良かった。2幕で、後姿だけでも気持ちが見えたのが素敵だったなあ。もちろん歌も。
パップー麻央侑希君はぴったり。そのまんま、まお君!
良い人過ぎるくらい良い人なのと、ちょっとのんびりしたところがぴったり。表情でいろいろ笑わせてくれたり、面白かった。
それだけに初演瀬央ゆりあ君がどう演じたのかが気になる!!
カプールファミリー
2幕オーム君のパパの天寿光希さんと秘書の大輝真琴さん。
パパ、親ばかのえー感じのおじさん。似合ってる。とっても似合ってる。
もうちょっと見せ場が欲しかったなあ。
体温計もって出てくる秘書。昨日のセディナ貸切ではたくさん笑わせてくれたけれど、あれはあの日のアドリブかな。大活躍でしたね。
大輝真琴さんとか瀬稀ゆりとさんとか、大劇場を離れると活躍する男役たちです。
リシ・ガイファミリー
インド中の女の子の恋人リシ・ガイ君こと十碧れいや君とパパの瀬稀ゆりとさん。
十碧れいや君はやっぱりこの役ぴったり!!かわいすぎ!イケメンすぎ!!おじさんになってから格好良すぎ!!
黒髪いいなあ。
キャラはあんなでも外見完璧なところがスターにぴったり。
おじさんになってからは、十碧君が尊敬する先輩、十輝いりすさんに似てる。ぬいぐるみ片手に「クラップやろうぜ!」って言いそう!
パパもなかなか面白いキャラでしたね。30年後の登場シーン。新喜劇かと思った(笑)
十碧れいや君と麻央侑希君、いつも対で使われる星組になくてはならない中堅スター。
知らない人もいるんですね・・・
「スターの人と脚本家の人。背格好がすごく似てるんだけど、あれ誰?」って聞かれちゃいました。
とあまおだよ!!
っていうかとあまおだよ!!
知らないのか・・・
他組ファンからの認知度てそんなものなんですね。
MY MVPは誰?
さてさて、ここまで書いてきて、誰が私の今回の一番だっと思いますか?
う~ん。
この中ではやっぱり十碧れいや君かな。
でもね、実はもう一人捨てがたい人がいるんです。
それは、拓斗れい君
え?誰?って。
目鼻立ちのはっきりとした綺麗な男役さんです。今回私の席の正面近くで踊っていることが多くて、やたら眼にとまりました。
96期なのでもう新公も卒業している学年の割には知名度が低いかなあ。もったいない。
バシバシ踊ってましたよ。笑顔も素敵で格好良いなあって眼が離せなくなっていました。
あともう一人、どことなく目元の雰囲気なんかが月組の輝月ゆうま君に似ている子がいた。誰だかわからなかったけれど・・・。誰だろう。また会えるかな。
『オーム・シャンティ・オーム』
最高にハッピーでドラマティックな物語。
って、本当に?ハッピーだったかな。
勧善懲悪という意味ではハッピーエンド?
なんとなく腑に落ちない。
にぎやかで盛り上がりのある面白い作品だけれど、ハッピー???
ま、いっか。
次に星組に会えるのは大劇場公演。まだチケット1枚もゲットしてない!いつ見れるかな~。