星組見てきましたよ~。お芝居は素直に面白かった。ショーは・・・星組終わったって思った。。
とりあえず今回はお芝居の感想だけ。
『ベルリン、わが愛』
終わってみて、タイトルの意味はよくわからなかったけれど、物語として面白かった。
主役が「映画」で、映画を作るために紅ちゃんとこっちゃんはじめ、仲間たちがいる。
ただ、一人ひとりの出番が異常に少ないから、「壱城さんが出ているだけでしあわせ!」っていうような個人のファンにはめちゃめちゃ物足りないと思われます。
私のこっちゃんはたくさんでてるけどね。
このお芝居、「宝塚歌劇」とか「スターシステム」とかそういうの一切抜きにしてみると面白い。
紅ゆずるはこういう人、礼真琴はこういう人っていう事前情報抜きにしてただ純粋に作品を観賞することをお勧めします。
今回の開演アナウンス、紅ゆずるさんの話す声がすごくゆっくりじゃなかったですか。
落ち着いてゆっくり冷静に。全編通してそういう意識があったような気がしました。
声が上ずっちゃったり、肩があがったりっていう紅ちゃんの悪い癖が全然なかった。
もしかしたら初日あけてすぐ限定かもしれないけれど・・・(スカピンも最初はよかった)
それに歌がすごく上手になってますね。安定の歌声って言葉を紅ちゃんに使える日が来るなんて(涙)
最近のお芝居はプロローグがないのが主流?やっぱりプロローグは欲しいなあ。
とはいえ、映画館の客席、斬新なスタートは「何が始まるんだろう。わくわく」って作品に引き込まれて集中できます。
この場面、なんといっても驚いたのが十碧れいや君。センターで立ち上がってソロで歌い始めて・・。
その後いろんな人が歌い継ぐとはいえ、この場面十碧れいや君が主役にみえる。スターやん。
あ、ここの場面もやっぱり歌い上げるところはこっちゃんが歌ってましたね。
さすが、大事なところは持っていく。
礼真琴こっちゃんはやはり安定。
落ち着いた良い人の役なんて珍しいですね。
かわいい少年が青年になった。まさにこっちゃんそのもの。
これはこれでありだけれど、取り立ててこれと言った見せ場もなく、ちょっと物足りない。
見せ場がないのはこっちゃんだけじゃなくほぼ全員だけど。
っていうか作品自体に見せ場がない。映画に生きる人たちの日常をただ見てる感じかな。
大きな盛り上がりとかドラマ性に欠ける。
昔の小説を読んでいるような気分。
綺咲愛里ちゃんなんてたぶん30分くらい出てこない。
存在を忘れかけていたころにようやく登場。
七海ひろきさんはいい人。
しっかしあんな簡単に紅テオに監督任せちゃって良かったのか?結果オーライとはいえ。
もうちょっとかいちゃんの役を膨らませても良かったなあ。
凪七瑠海さんはいったい何をしに星組へ・・・
この役なくても成立するやん。
壱城あずさフーゲンベルク氏に吸収して1人にすればよかったのに。
壱城さん出番少なすぎて・・・。
ナチスの場面は十碧ちゃん以下のメンバーだけでも成立するよね。
そう、今回十碧れいや君が2役でたくさんでてくる。
急に抜擢されて役がたくさんついた下級生のごとく。
どうしたんだろう???
一方でいつもペアの麻央侑希君が、重役の中の一人でしかない。ものっすごいちっちゃい役になった。
どういうこと??
いつもはまおが一歩リードしてたのに、ここに来て突然の逆転劇。
今回だけなのか、今後も続くのか・・・
まおはこの先浮上してこれるのだろうか。。
ってことで今日はここまで。
続きはまた明日にでも。
また覗きに来てくださいね。
【LINK】
・星組『ベルリン、わが愛』感想 Part2