『宝塚レビュー90’』、1990年の作品だけれど、ちょうどレビュー90周年にも使える作品。
今年これやっちゃえばよかったのに。
スカイステージでなつかしの星組レビュー『宝塚レビュー90’』が放送されています。
しろたえの青春時代。
ゴージャスでスタイリッシュで大人の星組の時代。
わくわくがいっぱい!!
まずプロローグ。
ここの再現だけでも90周年にしてほしかったな。歌詞もレビュー90周年にふさわしい。
飾り気のない綺麗なグリーンの衣装で、装置は盆の上にX字型の2階建て。
平面にも2階にも人がいて、スーパー華やか。
日向薫さん、鞠藻えりさん、紫苑ゆうさん、麻路さきさん。
みんな美しい。
この4人が並ぶと「ザ・星組!!」きらびやか。
4人ともゴージャスな衣装がこの上なく似合ってね。
当時の生の舞台を観たことがない人が今これを見たら古臭く感じるのかなあ。
音楽のテンポを少し早くしたら今でも十分いけると思うのは当時を知っているからなのかしら。
いやむしろ今、この時代の星組の衣装に負けない華やかさを持っているスターさんがいないかも。
このショー、改めて見直すと、どの場面もとにかく人がい~~~っぱい出てるんですよね。
ずら~っと贅沢に人を並べるだけで客席は圧倒されるもの。
どうして今回の星組公演は人を小出しにしちゃってるのかなあ。
放送を見て思い出したけれど、砂漠のシーンのラストにでてくるたくさんのブルーの羽。
細長い棒の先っちょに羽がついてたやつあるでしょ。
あれをね、1本だけ劇団のスタッフさんか誰かが持って花の道を歩いてるのをみたんです。
今じゃ考えられない。
宝塚ものんびりしてたんだなあ。
ショーボートは大人楽しい場面。
子供の頃の私にとって、あの場面がアメリカの象徴だったんです。
未知の国への憧れを持ったのも宝塚が最初だったかもなあ。
そして例のおよよよよ~ん。
今見ても変だけど、今見たら新しいかも。
とりあえず華やかでゴージャスだった(そればっかり)
そしてなんといってもレコード盤。
素敵でしたね。
盆の上に大きなレコード盤があって、その上で純白の衣装で踊るトップコンビ。
舞台の背景は鏡になっていて、それで1階席の人にも床のレコード盤が見えるようになってる。
ロケットの前にはトップ娘役鞠藻えりさんがだるまに羽をつけた衣装で黒服の男役に囲まれる場面がありました。
そう、これぞレビュー!!こういう場面が見たかった。
最近見かけなくなりましたね。
天海祐希さんがダルマの衣装をきたポスターあったなあ。なつかしい!!
そもそもダルマって意味通じてるのかな。最近聞かないけど。。
この頃の星組のフィナーレのダンスはいつも男役三人一緒。
星組三兄弟の大階段。
ときには星組のマドンナ鞠藻えりさんも加わって。
スターというものがはっきりしてた時代ですね。
あー、いい作品だった。
やっぱレビューはこうじゃないと!!!
こんなことばっかり書いて、オールドファンのたわごとと思われるだけかしら?