まさかの3回目。
2回目が苦痛すぎて、もう絶対見ないと思ってたのに。
チケット渡しに劇場に行ったら、一人来れなくなって空席になるっていわれたから、「ちょっとそこまで」スタイルのまま見てきちゃった。
セディナ貸切。
一体何回セディナって言った?やりすぎ(笑)
ショーの中で、せおっちとしどーちゃんとぴーすけの3人の銀橋終わりのところで3人がCの格好をして「セディナ」って言ったのが一番かわいかったな。
今日は意外にも楽しめました。
オペラグラスも持っていなかったし、心の準備もしていなかったので、すご~~~く客観的に観ることができたからかな。
星組生みんながんばってますね。
ちょいちょい間にアドリブらしきコメントいれてきて、なんとかお客さんを楽しませるように努力してるんだなって思いました。
でもね、遠くから眺めると、このお芝居やっぱりつまらないわけじゃないんですよ。
初回に観たときも思ったけれど、決して内容が悪いわけではない。装置もおしゃれだし。
ただ盛り上がらない。
宝塚的な盛り上がりに欠ける。
もっと内容を膨らませて、ナチスの怖い場面増やして、「僕たちは自分たちの映画を作るんだ!!」っていう歌のところで終わったらよかったんじゃないのかな。
あそこ普通に見ててもラストと勘違いしますよね。
「俺たちは何があっても負けないぞ!!」っていうのを強調させるために、ナチスに追われる人々の場面をもっと描くとか、ゲッベルスが権力に物を言わせてジルをしつこく手に入れようとする場面を描いても良かったのでは?
それと、トップコンビの愛の場面。綺麗な星空だけじゃなく、もうひとつくらい何かあってもよかったな。
ショーはね、俯瞰すると悪くない。
「華やかじゃん!!」って思いました。
後に何も残らないけれど、わ~~ってキラキラ~ってしてて、パチパチパチパチ。みたいな軽い観方なら十分楽しめる。
宝塚ファン目線で見ると、衣装が気に入らん、場面が古い。
なんでイマドキフランスフランやねん、ユーロやろ!!とか思ってしまうけど。
全体をぼや~~~っと楽しむショーだと思ってみればなんとか(笑)
個人的に気に入らないのは、こっちゃんの歌で手拍子が入るのが多いこと。
プロローグ、いよっ!!真打登場!!!
と思ったら手拍子。
こっちゃんの歌に集中したいのに!!!!!!!
客席に殺意を覚えた瞬間でした。
ブギウギパリもセマニフィークも、なぜかこっちゃんが歌いだすと手拍子!!
この2曲は曲的にしかたないのかもしれないけど、今回の公演こっちゃんのソロが少ないから、聴きたいのよ!!!!!聴かせてよ!!
2回目の観劇で終わってたらイマイチな印象のまま終わってたけれど、3回目観たことで多少は印象が改善したかな。
まあよかったよかった。
さて、いよいよ明日は千秋楽ですね。
ちなみに今日の貸切は立ち見もでてましたよ。