宝塚歌劇 雪組

雪組公演『ひかりふる路』感想その2 ロベスピエールについて

投稿日:2017年11月13日 更新日:

昨日から「ひかりふる路」の主題歌が頭の中でぐるぐるぐるぐる。

やっぱりインパクトのある作品だったなあ。

さて昨日の作品の感想に引き続き、今日はキャストの感想 パート1です。

マクシミリアン・ロベスピエール 望海風斗さん

初日の映像で一番感じたのは、望海風斗だいもんさんはやっぱり地味だな~ってこと。
衣装とか脚本でもっと工夫してあげたらいいのに。

全体がオレンジ系統の場面で主演がオレンジの衣装着ちゃったら埋もれる。
まわりの主要キャストが濃い色の衣装を着ていただけに、ロベスピエールの空気感がすごい。

最初は目立たない普通の青年っていう意味でこういう衣装にしたのかなあとも思ったけれど、マリー=アンヌのセリフによると、この時点で既に革命=ロベスピエールといわれるような位置づけでいたはずなので、それなりに人を惹きつけるものが備わっているはずなんだけれど。

基本ロベスピエールって素朴でいい人なんですよね。そこは凄くよく出てた。
だいもんらしいなあって。

でも革命を背負って立ったということはやっぱりそれなりにカリスマ性はあるはず。
だいもんはそこが欠けてる。

歌はうまいし、演技も真摯で好感が持てる。初主演としてははなまるの出来だとおもうんだけれど、なんせこの方見た目がすごく落ち着いていて経験豊富に見えてしまうので、もっとできるんじゃない?って思ってしまう。

だいもん本人の問題より脚本の問題かなあ。
もっと三角形の頂点にロベスピエールを持っていく書き方をしていたら主演の存在感が引き立ったのに。
作品全体を通して、何か「芯」が足りないなって感じたんですよね。
それはトップスターの存在感なのか、作品のテーマなのか・・・。

もしロベスピエールの役が柚希礼音さんだったら、全くそのままの脚本でも強烈なインパクトがあっただろうなってつい思ってしまいました。

タイトルを「ロベスピエール」ではなく「ひかりふる路」としたように、生田先生は真ん中にどん!!っとロベスピエールを出すことをしたくなかったんでしょうか。改めてタイトルをみると、なんとなくぼや~っとして霧がかかった空間の奥に、淡い光が差し込むみたいな絵が浮かんできます。主役はロベスピエールじゃなくて「時代」なのかなあ。

私としては昨日もちらっと書いたけれど、もっと明暗をはっきりさせた劇的な内容にしてほしかったんですよね。
むずかしいお芝居にせず、分かりやすく観客をひきつけるような。

革命の理想に燃えて仲間とキラキラ輝いているところはもっと明るく、落ちていくところはもっと激しくどーんと!!
それなりに描いてはいるんだけれどなんとなく全体的にさらっとしていて、無難にまとめちゃった感があります。

綾凰華ちゃんは新人公演どう演じるかな。
あやなちゃんもやわらかい印象のある子だから、だいもんと似たタイプのロベスピエールになるかしら。
観たいなあ。

この公演が決まった時「ロベスピエールなんてもう飽き飽き」って思ったけれど、実際の舞台を見て、ロベスピエールという人物をもっと知りたくなりました。
舞台上のロベスピエールと史実のロベスピエールは違うけれど、ちょっとお勉強してみようかな。

あら、今日はロベスピエールについての感想だけで終わっちゃいました。
続きはまた明日にお願いします。

【LINK】
雪組公演『ひかりふる路』よかった~感想その1 作品編
雪組公演『ひかりふる路』感想その3 マリー=アンヌについて

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