『うたかたの恋』のポスター画像みました?
あれが「うたかた」?やめてくれ~~い。
「うたたかの恋」っていうとね、「白い宝塚」なんです!!
バレエでいうところの白鳥の湖みたいな。
清く美しい恋。
雪のマイヤーリンク、純白の衣装、清らかな愛。
あんな清くないポスターやだやだ!!!
タイトルだけ『仮面のロマネスク』に変えたらそのまま使えそうやん!!
ルドルフとマリーの純愛が汚される!!
二人でまっすぐ立って寄り添うポスターでいいのに。
先行画像はそんな感じでしたよね。なぜあれをポスターにしない。
この画像、イマドキのメイクや写真技術のせいか、線がくっきり鮮やかになっちゃってる。
宝塚の舞台が生っぽくリアルになるのは嫌だ。
この姿は確かに今の星組トップコンビ紅ゆずる&綺咲愛里らしいっちゃらしいけど、こんなイメージの作品をやらせたいのなら、なぜこの二人にうたかたやらせたの?って感じやん。紅ちゃんの好きな「仮面のロマネスク」でもやってください。
もっとふわ~っとね。儚げでロマンチックな雰囲気が欲しいわけです。「うたかたの恋」なんだから。
バックの色もきにいらな~~~い。
この場面はあれですか?
「1月13日、私たちのあの日!」のあの日??
それともラストの方のあのシーンかしら。アクアマリンの十字架のとこ?
もう二人は全てを覚悟している姿なの?あ、きっとそうだな。紅ちゃんの表情には幸せさがミジンもない。背景の色も、これから起こることを想像できるように、あの色なんでしょう、きっと。
でも、せめて紅ちゃんはカメラ目線じゃなくて、マリーを見つめて欲しい。
マリーはルドルフに恋しているのに、ルドルフはマリーのことを見ていない。何かたくらんでいそうにも見えませんか?
何度も再演されてきた名作で、娘役誰もが憧れるマリー役。そして、女の子なら誰もが憧れるハプスブルク家の皇太子ルドルフ。夢のようなラブロマンスでしょ?
このポスターにそんな雰囲気ある?
宝塚の古典ともいえる名作中の名作なんだから、作品のイメージってものが確立されてるのに。
公演ポスターは、はじめて観る人に対しても作品内容を想像できるものでなくちゃなくちゃだめよね。
これをみて『黒豹の如く』のポスターを思い出しちゃいました。ポスターのイメージと作品の中身が違うと混乱しちゃいますよね。
どうしてこんなポスターになっちゃったんだろう。
作品自体が作り直されるというのならわかるけど・・・・それはそれで嫌だ。
とにかく、しろたえはこのポスターが気に入らんのです!!