お久しぶりです。2日も間があいてしまいました。
実は急に用事ができ、東京へ。そのついでに当日券で雪組を観劇していました。
私にとって、初めての新東京宝塚劇場です。
東京宝塚劇場の感想はまた後日として、ひとまず『ひかりふる路』の感想を。
やっとみれた~!!
東京の立ち見は2階。一番後ろ=ドアのそばという私の常識を覆し!!入口は中央にしかない。
立ち見場所までの劇場内の階段は36段ほどだけれど、これがめちゃめちゃ急で。
なんじゃこりゃ~~~~、ってなりました。
立ち見は場所が指定になっていて、こんな感じで番号が振られています。これ、楽でいいな。
『ひかりふる路』
冒頭まず、2階席のオケの音の響きにびっくり。すごくよく聞こえます。
ただ・・・あらゆる音がよく響くんでしょうね。上演中の大道具の移動とかトンカンいうような音もやたら聞こえる。
ちょっと残念。
だいもん望海風斗さんのロベスピエールは宝塚のときと比べるとますます神経質さに磨きがかかっていました。
すなおに「すごい」と思ったけれど、これってだいもんファンはどうなんだろう。いまさらだけど、本来宝塚の主役っぽくない役ですよね。他の人にはなかなかできないという意味ではいいのかな。
そして真彩希帆ちゃん。ある意味この作品は彼女にかかっている。彼女のパワーはすごすぎる。
初日から喉の調子が悪いとは聞いていたけれど、未だ回復していないようで、見ていて辛い。
せりふも歌も、本当は誰よりも音がクリアでよく通る人なのに、空気の出が多いというのか、少々カスッとしてる。とはいえ、真彩希帆ちゃんを知らない人には違和感なく観れる程度。高音も出るときはちゃんと出ていたし。
残念なのは印象の強かった2箇所の歌のキーが変わっていたこと。「葛藤と焦燥」の「できーないわーーー」の歌い上げ。本当に迫力があったのに、オクターブ下げてたのかな?とにかく低かったです。そこから続く歌は、数小節メロディが全く違うものになっていて、途中で元に戻りました。知らなきゃこれでも満足だけど、歌い上げるバージョンのせつなさが強烈だっただけに、残念。
もう一箇所は「あなたよ!!」のところ。わかるかな?音が上に上がっていっていたのが、下に下がるメロディに変わってました。この二ヶ所、特に印象的だった=喉への負担が大きい場所でもあったんですね。ワイルドホーン先生が歌いやすく修正してくれたのかしら?
今の感じも悪くないけれど、「おそろしい子」希帆ちゃんはもっとできるのに、セーブせざるを得ない状況なのがくやしい!!
彩風咲奈ダントンは歌唱力に磨きがかかっていました。宝塚のときより断然うまい。
今回新しく気づいたポイントは、イギリスにお金を渡していたことがロベスピエールにばれたところのお芝居。軽口たたいているようだけれど、手が本当の気持ちを表してるんです。「やばい!ばれた!!」「友よ!やはり理解してくれないのか」。あせりや悲しみ。いろんな心の声が、手から聞こえてきました。さきちゃんやっぱりすごい。
朝美絢あーさは、美しさにさらに磨きがかかり、役の透明感がUPしていました。歌もレベルアップしてたと思う。
ロベスピエールが「恐怖政治を宣言する」っていうあたり、「ルン・ルン♪」って嬉しそうですっごい怖い。
舞台からはかなり遠かったけれど、1500円と思えばこれで満足。
ライブビューイングが観れなくて腐っていたけど、思いかげず生で、よりお安く観劇できて、もうこれで思い残すことはござらん!!
あとはCD発売を待つのみ!!
スーパーボイジャーの感想はまた明日。