月組公演余ってますね・・。
平日の当日券が「多数ご用意しています」になることは多いけれど、土曜日貸切公演まで余っているとは・・・
イープラスの貸切公演が、直前に次回『エリザベート』の貸切と抱き合わせ販売になったということを先日ブログに書きましたが、イープラスの貸切は平日だし、完売しないのも仕方ない。
と思っていたら、夢組通信の【号外】が届きました。
3月4日(日曜日)の阪急交通社貸切もまだS席A席B席と余っているようです。
(※2/23時点S席はキャンセル待ちになっていました)
『ベルリン、わが愛』よりも残ってるんじゃない??
今はスターの力で作品のマイナスを補うことはできないんだなあ。
現代日本物のお芝居で、原作ありといえど昨年発売されたばかりの本。特別人気作というわけでもない。
となると、前売り時点で複数枚購入するのは躊躇しちゃいますもんね。
今宝塚の本屋さんにいくと『カンパニー』が山積みされています。
原作本だし売れるだろうと踏んだ本屋さんが大量に仕入れているのだろうけれど、ハードカバーで高いし、売れるのかなあ。
『バッディ』は話題にはなっているけれど、新しいということと面白いということは違う。
観客の作品への評価は何よりもチケットの売れ行きにはっきりとでてきます。
月組は新トップ体制になってからの『グランドホテル』『All for One』は良かったものの、次に続きませんでしたね。
最近の宝塚の売れ行きは、トップスターの実力や人気よりも、演目に全てがかかってるなあ。
変に名作・大作を見せられて眼が肥えてきているから、普通の作品じゃファンは満足しない。
劇団も大変だ。
『天は赤い河のほとり』は原作漫画の力もあって、今のところそれなりに売れていますね。
まだこれから謎の戻り券が出てくるだろうけれど、最初の公演としてはまずまずなのでは?
問題はその次だ。
「RAKUGO MUSICAL」を観たいと思う人がどれだけいるか。
かなりやばい気がする。月組越えもありうるんじゃないかと心配で心配で。
雪組の『凱旋門』は作品と音楽に絶大な力がある。轟さんの出演が吉とでるか凶とでるか。『ひかりふる路』で高評価を得ている雪組なので、まず大丈夫でしょう。
花組の天草四郎はどうでしょうね。天下の明日海りおさんもオリジナル作品になるとチケットに余裕が出てくるからなあ。
天草四郎ならちょっとはいける気がするけれど。
月組『エリザベート』まだまだ観たいという人はたくさんいるはず。
初めての人にも男性にもお勧めの演目。私はもう飽きたけれど。
最近では最も動員力のある演目だけに期待大?
その次のの宙組・年末の雪組は何をやるのかな?そろそろ宙組は演目発表の時期でしょうか。
名作・大作ばかり続いたらこちらも疲弊するし、財政も破綻してしまうから、波があってちょうど良いんですけどね。
とりあえず星組は残念な感じだなあ・・・(まだわからないって)