連載時から読んでいた『天は赤い河のほとり』、数年前に漫画全巻売却してしまったので、文庫版で買いなおしました。
文庫版、やっぱり字が小さいな(笑)単行本の表紙の絵も綺麗だったなあ、なんて思いながら、漫画を読み漁る日々。
何度も読んだ漫画だけに、思った以上に細かいところまで記憶に残っています。
先日公式HPに出た人物相関図もばっちり頭に入ってる。
これは公演観るとき楽だなあ。
改めて配役表を見ながら漫画を読んでみると、なるほど納得、期待できるぞ!!という人もいれば、やっぱりどう考えても違うだろう!!っていう人もいる。
それぞれどう化けてくるのか楽しみですね。
今一番の疑問は、この作品をどう宝塚風に料理するのかってこと。
まだ想像つかない。
大体この長編のどの部分を抜き出して舞台化するんだろう。
キャストを見ると、長編の出演者が満遍なく入ってるんですよね。
日本の家族のところと、最初のティトの話も?それと黒太子、メインはエジプトですね。
盛りだくさん過ぎやしないかな?一幕ものでどうまとめるんだろう。
この漫画の中で唯一苦手なのがティトのエピソード。キャストにカシュガのズワがいないから、ティトはずっとユーリのそばにいる設定だったりするのかしら。そうだといいのだけど。あの恐ろしい話は見たくない。あ、あと偽イシュタルのくだりもなさそうですね。
小柳先生のことだから間違いはないだろうけれど、全く想像がつかない。
キャストについては、まず主役のカイルに新トップ真風涼帆さん。姿かたちが漫画のカイルとは全然ちがうから、どうつくってくるのか、楽しみ半分不安半分。
ヒロインユーリは高校生だし、まどかちゃんに似合うかな。ポスターの写真はちょっと女に作りすぎてて気に入らない。
ユーリって、ハツラツとエネルギッシュなところが、まどかちゃんよりも絶対新公でこの役を演じる天彩峰里ちゃんの方が似合う。みねりちゃんそのものって気がします。
カイルと対等に張り合うポジションのラムセス芹香斗亜さんも、どう役を作ってくるのか楽しみ。
ゆりかちゃんとキキちゃんが同じ組にいるからこそできる演目かもしれないな。
すごい適役な気がしているのが黒太子マッティワザ役の愛月ひかるさん。もう姿が見えるもん。
逆に最もイメージが遠いのが星条海斗さんのウルヒ。間違いなく異国人には見えるだろうけど、外見上は最も華奢で美形のウルヒにマギーちゃんってのは・・・
悪役のナキア皇太后とウルヒ。漫画では超美男美女っていうのもポイントだと思うのですが・・・
桜木みなと君のザナンザ王子も期待大。ただ、出番少ないかも?もうちょっとお顔がシャープだったらなあ。
ルサファ・カッシュ・ミッタンナムワの三隊長はまあそれなり。宙組だけに、「王家に捧ぐ歌」のラダメスの友人か、エチオピアチームの男子たちの姿とだぶります。
ティトと三姉妹のお父さんタロスに風馬翔さんというのもいいですね。これ以上似合う人他にいない。
ハディ・リュイ・シャラの三姉妹の長女に星組から組替えしていった天彩峰里ちゃん。年下キャラの峰里ちゃんがお姉ちゃんの役ってなんだか不思議。でも『桜華に舞え』の新人公演でも立派に大人の女性を演じていたから大丈夫!!
原作はとにかく男性人がイケメンパラダイスでね、み~んな上半身裸なんですよね~。
さてどうする宝塚?