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逸翁コンサート 麻路さきさん、えまおゆうさん、月影瞳さん その2

投稿日:2018年2月26日 更新日:

逸翁こと小林一三先生のお名前を冠したコンサートが昨年12月に50回目を迎えたことを記念したコンサートの第一回。
(記念コンサートも何回もある(笑))

昨日のブログの続きです。(ごらんになっていない方は昨日のものからどうぞ)

出演されていたのは、麻路さきさん、えまおゆうさん、月影瞳さん、そしてピアニストとして吉田優子先生、ホールの支配人兼コーラスも司会もなんでもこなす朝峰ひかりさんです。

新人公演メドレーの続き

昨日は稔幸さん新人公演主演時代のところまで書きました。
いよいよぶんちゃんことえまおゆうさん主演時代になります。
この頃の私は一番よく観劇をしていて、ぶんちゃんの主演新公は全部みてるんじゃないかな。

まずは『白夜伝説』より「愛の伝説」。ん~、やっぱりぶんちゃんの歌声素敵。
華やかで美しいオーディンでしたよね。この頃ぶんちゃん大好きだったなあ。
本公演でガイをやっていた麻路さきさんは、一言もしゃべらず、眼力だけで相手の心を奪う役で、最後に心を取り戻してちょろっと歌って死ぬんですよね。

まりこちゃんは2番手時代悪役ばっかりで、3番手時代の少年のようなまりこさんが好きだった私は、2番手時代一時期冬眠してました。悪役見たくなかったんだもん。

面白いのが、しめさんトップ時代のまりこちゃんはいつも悪役、まりこちゃんトップ時代ののるさんはいつもお笑い、のるさんトップ時代のぶんちゃんはいつものるさんのために死ぬ役だったんですよね。二番手=敵役って思ってたけどそうでもないんだな。っていうか2番手がお笑い担当って、紅ちゃんでもそこまでのことはなかったような・・・。たしかにのるさんは面白かった。コサックダンスを踊るねこばばパン泥棒のアレクセイや、壁にはりついてミーンミーンと鳴くジェラール、島崎与之助も面白かったな。
なつかし。

そして『パルファンドパリ』主題歌。
この新公ね、私、本役紫苑ゆうさんの隣の席で観劇したんです。しめさんとあやかちゃんが並んで座って、客席で結構わいわい感想を話しながら観劇されてました。衣装とか装置とか、客観的に見るの初めてだから「わ~!!」って。
ぶんちゃんと確か星奈優里さんとで、プロヴァンスの場面を踊ったんですよね。あのシーンめちゃめちゃ大好き。「ロシュフォールの恋人たち」のCD買いましたもん。再演してほし~~~~~。
っていうかパルファンドパリってついにビデオが擦り切れて見れなくなるまで何度も何度も観たんです。スカステで遠い昔に放送したことがあるみたいなんだけど、私が入会してからは一度もお目にかかったことがない。
高田賢三さんデザインの衣装なんてつくっちゃったから許可とかいろいろあるのかな。
メイクもいつもの宝塚じゃなくて、ケンゾーさんの指示されたメイクで、衣装も手を加えたりでなかったんですよね。舞台用にデザインしてなかったから踊りづらいんだって当時耳にしました。

そしてそうなると困るのがぶんちゃん(笑)新人公演でも何が何でも紫苑ゆうさんの衣装を着なければならない。どうしてもサイズが合わないから違うもので代用ってことは絶対できなかったから。でもちゃんとダイエットして衣装着たっていうのが根性ですよね。ぶんちゃんは紫苑さんの役をやることが多かったから、「中からプレスしてくれてありがとう」とかいわれちゃったらしいですよ。

ぶんちゃん最後の主演新公は『うたかたの恋』。本役が、宝塚は麻路さきさん、東京は紫苑ゆうさんでしたね。
(まりこさんの衣装はすっぽり入ったことでしょう)
まりこさんルドルフの包容力は半端なかった。さいっこうのルドルフ。「私の大好きな大好きなルドルフ」です!!
そしてぶんちゃんのルドルフはきれいだったんだと思う。そこあんまり覚えてない。ごめんなさい。ぶんちゃん的に会心の新公だったみたいなのに!!

ぶんちゃんが終わったら、次はとんみちゃん。
新公は花組時代ですね。
感動的だったのがね、とんみちゃんの歌のところで、まりこちゃんが相手役で入ったこと。
普通だったらここで上級生元トップ男役さんが脇役で入らないだろうって思うけれど、普通に歌っちゃうところがやっぱりまりこちゃん。
っていうかOGはそういうものかしら?外の公演ならともかく、たとえばねねちゃんがメインで歌うのにあわせてちえちゃんがお相手をするなんてやっぱり想像できない。

『スパルタカス』『心の旅路』花組黄金時代ですよね。恐ろしいくらいチケットがなくて、劇場のロビーにはハイエナいや、ピラニアのようにチケットを求める人があふれていた時代。チケットが一枚出てくるとうわ~~~~っと人が囲んで、奪い合いするなんて図、今では想像できませんよね。

『スパルタカス』も好きだったなあ。プロローグが華やかでしたよね。新公ではラストシーンで紫吹淳さんがとんみちゃんを抱き上げたまま歌ってね。とんみちゃんが重くてりかちゃんがよろけたなんてエピソードがあったような記憶があったけれど、今回うかがったお話によると、本役さんは抱いたまま歌うなんてことしてなかったんですね。りかちゃんががんばったんだ。そうだったかあ。

そして星組に来てからも新公のヒロインを2回しています。最後に演じたのが『エリザベート』。今回「私だけに」ちょっとキー下げて歌ってました?
とんみちゃんも歌唱力に定評のある人だったから、さすが今でも聞き応えがありますね。高音がちょっと厳しくなっちゃった感じだけど、宝塚娘役の高音はめちゃめちゃ高いからなあ。

まりこちゃんは7回、ぶんちゃんは3回、とんみちゃんは6回新公で主役を演じてるんですね。最近は1回だけなんて人が多いから、やっぱり時代が違うんだなあって思いますね。

と、やっとここまできましたが、やっぱり終わらなかった。
続きはまた明日。

水曜日には完結する・・・はずです。

 

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