落語家の桂米團治さんが星組公演『ANOTHER WORLD』をご観劇。
そしてスカイステージ宝塚ニュース内の「ステージサイドウォッチ」にゲスト出演されました。
3回にわたって放送される「ステージサイドウォッチ」。今回はPart1の内容について書いていきます。
「ステージサイドウォッチ」っていつも宝塚大劇場公演の後半に放送があるんですよね。
「天は赤い河のほとり」の人物相関図なんて、東京公演にあわせた時期に放送されてたもんなあ。
さて、今回の星組バージョンに登場したのは万里柚美組長 & 七海ひろきさん & 有沙瞳さん。
そしてゲストの桂米團治さん。
米團治さん(つい小米朝さんと呼びそうになります。襲名ってわからなくなる。)宝塚よくご覧になっているのかな?それともヅカメンズに指導されてきたのかな。
「七海」さんじゃなくて「かいさん」と呼ぶなんてツウじゃありませんか!!
そういえば谷先生の他の落語作品も見たっていってましたね。
今回の『ANOTHER WORLD』は谷正純先生の落語作品の集大成!
「生きててよかった!」とまでおっしゃってました。
「地獄八景亡者戯」をこうするか!と「うなづいた・おどろいた・感動した!」と。
なるほど、見る人が見たらわかるんですな。
崇徳院もうまいことつこてはるそうですよ。
噺家もっと頑張らなあかんって思った
と。米團治さん、かなり身振り手振りを交えながらお話されますね。
さすが、職業病だ(笑)
それにやっぱり話すのが上手。引き込まれます。
紅ちゃんのこともべた褒めでした。
「紅ゆずるさんがあってこそのこの作品」だと。
かいちゃんが阿呆の喜六をもっと阿呆に見えるようにするためにはどうすればよいかとアドバイスを求めたところ、帰ってきた返事は「紅ゆずるさんみたいにやれば?」でした。
紅ちゃんは喜六っぽいんですって。
「ちょか」とか「いっちょかみ」とかって単語が会話の中にでてきたけれど、関西人の私でも意味がわからない。。。
いっちょかみは親の世代が使っているのは聞いたことがあるけれど「ちょか」なんて初めて聞いた。
宝塚にはない言葉だ。関西弁まだまだ奥が深い。
今回の公演は、宝塚歌劇、落語、文楽、歌舞伎と、上方の芸能がクロスされた作品だと、うまくまとめてくださいました。
さすが米團治さんはすばらしいですね。
というわけでPart2に続く。
【LINK】
・紅ゆずるさんの笑いを取るセンスはすごい|ステージサイドウォッチPart2
・星組公演東京の反応はどうなる?|ステージサイドウォッチPart3