宝塚歌劇 星組

星組『デビュタント』キャスト感想

投稿日:2018年10月16日 更新日:

遅くなりましたがキャストの感想。

う~~ん。
どうだったかな。

ちょっと記憶喪失気味か?

瀬央っちは決して悪くなかった。
歌もちゃんと歌えてたし、お芝居も。
ただ、物足りない気がした。
私は『ドクトル・ジバゴ』とか『かもめ』みたいな、がっつり芝居する瀬央っちが観たかった。
一緒に観劇した知人は『阿弖流為』の瀬央っちを期待していた。

今回新しい顔という意味ではこういうお芝居もよかったのかもしれないけれど、特に新鮮味がないのが残念。
オリジナル作品らしく瀬央っちらしい役だったにも関わらず、なんかつまらない。

やっぱり脚本かなあ。
生き方に苦悩する青年ならもっと深く深く悩んでくれてもよかったのに、何もかもが浅かったんだよなあ。

そして紫藤ちゃん。
めっちゃ紫藤ちゃん。しぐさも表情もキャラも。
それが悪いというわけではなく、舞台に安定をもたらしてた気がします。
ほっとするというか、ね。
しかし彼女もなにか物足りない。

今回の公演の最大の敗因は、娘たち。
娘たち、いくらなんでも下手すぎる。
2昔前くらいならそれでもよかったけれど、最近あそこまで歌えないジェンヌさんなかなかいない。

歌に定評があるのかと思っていた桜庭舞さんもいまいちだったし、
ヒロイン星蘭さんと、紫藤ちゃんの相手役水乃ちゃんがひどすぎた。
水乃ちゃん・・・まさかまさかあんなに歌えないなんて。
あんなに歌えない人を歌わせるなんて・・・
声が低いのはなかなか致命的。
スタイルとダンスは素敵なのになあ。あの歌唱力では新公のヒロインも危ぶまれる。
100年の恋も冷めそうだ。
とはいえまだまだ若い。まだまだ磨ける!!

そして星蘭さん。美しいだけでもいいんだけど、もうちょっと、全体のレベルの底上げしてほしいな。
もうちょっとソロが聴けるように。
もうちょっとお芝居をなんとか。役でうまくごまかされてるところがあるけれど、ちょっとなあ。
踊りはわからない。
このままではダメだ!!
彼女もまだ若いからこれからだけれど、まこっちゃんの嫁になるには間に合わないな・・

というわけでこの公演を観て、やっぱりこっちゃんの相手役はあーちゃんかくらっちしかいない!!!
って思ったのです。

台湾チームの華雪りらちゃんはどんな感じかな?

他のキャストでは、
伯爵夫人の音波みのりさんが良い味だしてましたね。上級生らしい貫禄と落ち着き。
座長のご挨拶も素晴らしかったです。

そしてもう一人の上級生漣レイラさん。あんなコメディキャラ初めてみた。
あ、アナザーワールドもでしたっけ。
どこからどう見てもきざきれお様に見えた。
スラッとしてて姿は格好良いんですよね~。

そしてそして超別格下級生なのに上級生グループにいれたくなる華鳥礼良さん。
パワー前回でしたね。
エネルギーの塊みたい。
「歌唱力」という武器を最大限にいかして、ほんっとうに頼もしい。

注目したいのは天希ほまれ君。ソロのタンゴ、めちゃめちゃ格好良かったです!!!
天路そら君も良かったですね。いいキャラだわ。

あ、大変。極美慎君を忘れていた。
彼女もスラッとして格好良い。歌もそれなりお芝居もそれなり。どれもそこそこできる。
これからぐんぐん伸びてくれるでしょう。

そう、瀬央、紫藤、漣、極美って、長身ほっそり男役が並ぶとね、やっぱとても眺めが良いんですよ。
あとは一人ひとりがもっと力をつけてくれると嬉しいな。
なんせこっちゃん体制を支えてもらわなくては。

なんだかつまらない感想になってしまいました。
ネタバレしないようにしようと思うと朝水りょう君にはふれることができませんでした(笑)

ではでは。

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