宝塚歌劇 雪組

雪組『ファントム』感想 その他の主要キャストについて

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今宝塚でエリックをやって一番ビジュアル的に似合うの誰かなって考えてたら思い浮かんだのは麻央侑希君。それから柚香光ちゃん。どちらともビジュアルは最高と思う。

歌唱力無視で、ビジュアルだけね。

麻央君は立ってるだけで美しいエリックになること間違いないし、れいちゃんは人間離れした神秘的な“ファントム”像を作り上げてくれるだろうと思う。
どちらも観てみたい。(音声吹き替えで)

だいもんエリックはちょっとリアルすぎるんだよなあ。
それが好きという意見もあるし、それが苦手という意見もある。

えっと、今回はその他のキャストについてでしたね。

まずヒロインクリスティーヌ。
なんだか印象が弱い。
きいちゃんって、もっとパン!っと張りが合ってキラキラグイグイな子だったと思うんだけどなあ。
随分おとなしくなった気がする。

しかし歌は抜群にうまい。本当に聞きほれる。
エリックの顔を見てしまったときのパニクリ様がすごかったけれど、そこまでの顔ってどんな姿なんだろう。
エリックを包み込むあたたかい包容力は十分にでていたと思います。

でもやっぱりパワー不足なのか、ラストエリックパパに全部持っていかれちゃった気がします。
初演の花總まりさんのときはもっとエリックとクリスティーヌのロマンスに見えたんだけどなあ。

そしてそのパパ、ジェラルド・キャリエールの彩風咲奈さん。今回も素敵でしたね。
この物語の諸悪の根源。女性をもてあそんだ悪い男。
父親ってこんなにも深く息子を愛せるものなのだろうかって考えちゃいました。
二人のソロもよかった。
だいもんに歌で負けてない。
そして亡くなったエリックに寄り添う時の表情がなんともたまらない。
やっぱりさきちゃんはやってくれる。期待以上でした。
一つだけ改善してほしいと思ったのは、フィナーレの男役ダンス。
役の延長で渡部篤郎さん的な目元印象のままだったんですよね。最後は男役彩風咲奈の笑顔で踊って欲しかったなあ。

そして彼女もやっぱり気になるのが存在感。
薄い・・・。

なんだか雪組みんな薄い。
基本的におとなしい組なのかなあ。良いお芝居するのに、大劇場サイズの演技じゃない気がする。
なんだろうなあ。
あ、カルロッタは別です。

私が観た回は、シャンドン伯爵は朝美絢さんでした。アラン・ショレは映像でしか見てないけれど、絶対シャンドンが似合う。好青年ブルーな衣装が映える。
シャンドンは安蘭けいさんの印象が強いですね。あーさのシャンドンもちょっととうこちゃんに感じが似てる気がしました。

彩凪翔さんのアラン・ショレはビジュアルが素敵。
やっぱり凪様だわ。カルロッタは彼のビジュアルに惚れたのかしら。
こちらもシャンドンより似合ってると思います。

永久輝せあひとこちゃんは華やか。
だいもんに同じ軍服着せるのかわいそうな気がしたな・・・

綾凰華くんはさすが元星男。
指の先まで神経が行き届いてるし、どの角度で手を出せばいいか、どういう出し方をするか、そういうところまで意識が行き届いているのがわかる。

驚いたのは組長さんかな。
梨花ますみさん、歌いながら銀橋渡っちゃうとは。
別格扱いですね。
専科への異動だけれど、実質退団みたいなものなんだろうかって思ってしまいました。

さて、これで私の今年の生観劇は終了。
あとはタカスペのライビュがあたればみにいきます。

2018年ももう終わりだなあ。

【LINK】
雪組『ファントム』感想 まずは全体の印象
雪組『ファントム』歌えるだけじゃだめ!!

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