GWは海外旅行でラスベガスへ!!
ってことで、宝塚にあるラスベガスに行ってきました。
結論。
「別に観なくてもよかったな」
なぜって?
結局のところ、真風さんにダニーは似合わない。
スーツ姿が普通すぎる。
衣装のデザインにも問題があるのかな。
今回全体的に、テスも含めてみんな衣装がイマイチ。
基本私は柚希礼音さんのファンなので、あのちえちゃんの超絶格好良いダニーの真風版を楽しみにしていたわけです。
そしたら、出てきたのは、求めていたものと違った。
囚人服を脱ぎ捨てたときの圧倒的な格好良さ!!がなかったんだよなあ。
観ているうちにだんだん、なんで宙でオーシャンズ11やったんだろうと、疑問に感じるように。
メンバーを引っ張っていくカリスマ性がない。
ふんわりやわからかい、穏やかな笑顔が今の真風さんの売りなのでしょうが、それだとなんか違う。
組全体がそういう雰囲気なので、知的頭脳ゲームを楽しむ感覚が味わえないんですよね。
ゆる~いオーシャンズ11。
この作品、以前は気づかなかったけれど、実はダニーがよく踊る。
ちえちゃんも、蘭寿さんもダンサーだから、そこが見せ場でもあったけれど、真風さんは、ちょっと・・
ダンスシーンが多いことが気になってしまいました。
テスはとりあえずスタイルが良くない。私の脳内にはねねちゃんの姿が焼きついているので、どうしても・・・。
踊りも、ねねちゃんの方が綺麗にみえたな。
もちろんお歌はまどかちゃんの方が上手いだろうけれど、そこまですごく上手いと感じるほどでもなく・・・ごめんなさい。
芹香ラスティーは、彼女らしく飄々としていて、軽い、チャラい!!
1幕はちょっといまいちかと思ったけれど、2幕は素敵でした。
いざというときには頼りになりそう。
それに、歌がすごく上手になりましたよね。低音が綺麗に響いてブレがない。
マイクの性能が良くなったのかと思ったけれど、いやいや、歌唱力のアップですね。
今まで、私の中ではトップになる人ではないという認識でいたけれど、ちょっと気持ちが変わりました。
2作でも3作でもいいから、センターに立ってる姿をみてみたいな。
桜木みなと君のテリーは、まあ最終的にはこんな感じかなってところに収まってたけれど、やはりいいところのボンボン感が抜けない。もっと狡猾さが欲しいかな。あと蛇が似合わなさ過ぎた。
和希そら君のライナス。映像では落ち着きすぎて老けて見えると思ったけれど、実物はそんなことありませんでした。
プロローグのダンスから、一人ギラギラ。
なんか安心(笑)そしてふてくされ感がかわいい。
そら君のギラギラが星男には標準装備されてるんだよなあって思うと、他の組のファンの皆様からすると、星組は相当暑苦しいでしょうね。でも私はそれが好きだ!!
フィナーレもちょっといつもと違う。
小池先生のフィナーレ好きなのになあ。初舞台生ロケットも、バラバラとしていて、一体感が強くない。
「ラストダンスは私に」がシャンソンではなくアメリカの音楽だということは始めて知りました。
というわけで、私の宙組観劇は今年これで終わりかもしれない。