宝塚歌劇 雪組

壬生義士伝キャストの感想

投稿日:2019年6月14日 更新日:

昨日に引き続き、キャストごとの感想です。

【吉村貫一郎/望海 風斗】
「腹を満たせねえ。」「家族を養えねえ。」なんてことをいうトップさん、いままでにいただろうか。

歌ってよし、演じてよし、その上真面目な雰囲気のあるだいもんにはぴったりの役なのかもしれない。
というか、だいもんじゃなきゃ、なかなか出来ない役。

しかし華があるトップが演じるのと違って、舞台上で姿を見失いがちなだいもんがこの役をやると、本当に行方不明になってしまう(苦笑)
うまい以上のものがないんだなあ。

最期まで地味で、あの姿を見るのはなんともいたたまれない。
吉村貫一郎を最期まで貫き通したのは素晴らしいし、イマドキだなあとも思う。
最期までボロボロで、それでも自分の義を貫き通すのが貫一郎なのだろうけれど、舞台ではその義がイマイチよくわからなかったし(脚本の問題)、おにぎり一口くらい食べたらいいのに!って思った。

宝塚の華とか男役の美学とかいうものとは違う次元の作品なんですよね。

なんだかだいもんは幸せになれない役ばかり回ってきますね。次のお正月公演もそんな感じだし。
ご本人には明るさがあるのに、見た目のイメージなのかなあ。

【しづ・みよ/真彩 希帆】
貫一郎の妻しづ。大変な経験をして、つらい人生を送る人。
この時代の東北では珍しくなかったのかもしれないけれど、貧しさに苦しむ姿がなんとも哀れ。
あんなことしちゃうなんてね。貫一郎のお母さんもかわいそう過ぎる。

しかしきほちゃんの持ち味とは全然違う。つまらない役だなあ。

一方、わがままでポンポン言いたいことをいうみよはきいちゃんにぴったり。
ハツラツとしていて、かわいらしい。

今回お芝居もショーもあんまりきほちゃんの存在が生きてない。
残念。

【大野次郎右衛門/彩風 咲奈】
さきちゃんはなんだか専科の風格。
ファントムの成果なのかなあ。深い愛を感じます。
歌も上手くなったし、相変わらず良い芝居してくれる。
しかしビジュアルがぱっとしない。やっぱさきちゃんは体のラインがよくわかる洋物じゃないとね。

【斎藤一/朝美 絢】
あーさは良かった。
低い声と目力。ギラギラしてるけど結構ピュアでかわいい一面も。
またあの髪型が色っぽい。右横顔がたまらん。
若い役だと思うのだけれど、ちょっとおじさまな色気があったかもなあ。
主役以上に主役っぽい。たしか映画版でもこの役は一番インパクトがあったんですよね。

【松本良順/凪七 瑠海】
長身で、背筋がピンとしていて、似合ってたけれどこの役とくに必要ない。
時々現れては舞台を右へ左へ横切るだけ。
かちゃがこの公演に出ているのは、退団が発表されていない89期を全員集めた以上の意味はないのでは?

【土方歳三/彩凪 翔】
顎が細い土方さんはイメージじゃないなあ。
しかし美しい。土方、斎藤、沖田と並ぶと最強すぎる美形軍団、壬生の狼。

土方歳三の割には存在感が薄かったかな。凪様はどうしても勝海舟にみえてしまう。

【沖田総司/永久輝 せあ】
ぴったりでしたね。かわいい。
無邪気だけれど冷酷な沖田。今回はこういう描き方にしたんだなあ。

【大野千秋/綾 凰華】
あやなちゃんには吉村嘉一郎をやってほしかったな。
それで語りを担当して、父親を本当は好きなのに悪く言う。最期に函館で散る姿までを描いて欲しかった。

ん~~、結構辛口に書いちゃったかな。
最近の雪組、好きなんですけどね。
『壬生義士伝』という演目がよくなかった。

残念。

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