宝塚歌劇 星組

娘役だって10年!

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紅ちゃんに続きあーちゃんもサヨナラ番組((T_T))

紅ちゃんの番組は組の全員からのメッセージがあったのに対し、あーちゃんは次期トップ娘役就任が決まっている舞空瞳さんとのトークがありました。
座るとあーちゃんの方が一回り大きいな。
どことなく、あーちゃんの表情がいつもと違って、ちょいひきつりぎみに見えたのは気のせいか?
眼もなんか違うかったんですよね。姉的立場で下級生と触れあうのに慣れていないのか?なんだろう。
やっぱり一緒にいた時間が短すぎたんでしょうね。
舞空さん、星組カラーというのは充分に体感してるみたいだけれど、星娘らしさを身体で受け継ぐ時間はないに等しいし、これから大変だわ。

いや、それより今回のメインはあーちゃん。

小さいころからスターだったあーちゃんは、過去の振り返り映像も華やか。
ランスロットのグウィネビア、かわいいなあ。
妃海風ちゃんのちっちゃいランスロットとあーちゃんのちっちゃいグウィネビア。
かわいい子役の二人が1学年違いでどちらもトップになるなんて思ってもいなかったな。

あーちゃんと風ちゃんというとやっぱり『太陽王』。この二人本当に好きだった。
かわいかったし、あの作品の新しさにすごくはまってた。
あーちゃんの演じた役の中で特に印象的で好きな役は、『太陽王』のマリー、『ナポレオン』のマリー=ルイーズ、『桜華に舞え』のヒサ。あーちゃんの「おやっとさあ」と「うっころすぞ!」は可愛すぎた。

あーちゃんを観ていて思うのは、ここ1~2年の成長が目覚ましく、今がまさに盛りだということ。

男役10年というけれど、娘役だって10年務めると、その人ならではの娘役像、こだわりとか、芯の強さが出てきて、その自信と余裕がすごく魅力的。
娘役にだって風格は必要。

もしあーちゃんがあと2年トップを務めたなら、もっとたくさんの顔をみることができただろうし、もっとあーちゃんにしかできない娘役を堪能できたはず。宝塚のトップ娘役として後々まで印象を強く残す娘役に成長したはず!!

娘役10年というと、とうが立ってしまうとか、二人のトップと組むと、どうしても最初のトップとの色がでてしまうとか新鮮さがなくなるとか言われてしまうのだろうけれど、今は男役が10年経っても幼いように、娘役だって10年経ってもまだまだかわいらしい。

特にあーちゃんは、今やお人形みたいな、アニメみたいなかわいいキャラクターも、色気ある大人もどちらもできる人。
相手役への寄り添い力があって、それでも「私!私!」と、自分がしっかりとあるから、相手に流されない。
だからこそ誰とでも自然になじむのに自立してる。
夢咲ねねちゃんは、ちえちゃんがいてこそのねねちゃんだったと思うけれど、あーちゃんは、相手役に誰が来てもうまく魅せられる人。

辞めないで~~~!!

いや、そう思えるのも、早くからスターだったわりに、トップ娘役に就任したのが研7と、最近の中では遅かったからこそですよね。
仮にもっと早くにトップになっていて研7で退団していたら、こんな魅力に気づくことなく宝塚を去っていく羽目になってた。
あーちゃんにとってはこの時期にトップでいたことは、ベストのタイミングだったのかもな。

新人公演最後の学年くらいでトップになって、10年目にピークを迎える。
男役10年は、これからがスタートというイメージだけれど、娘役10年は、ここに一つのピークがあるというイメージかな。
(勝手に作っちゃった)
そしてそこからさらに飛躍できるはずなんだけど・・・。

若すぎるトップ娘役を全否定するつもりはないけれど、若すぎるトップ娘役は本当に華が開く前に退団時期がやってきてしまう。
難関を潜り抜けて、きびしいけいこを重ねてきているのに、早くにトップになって、早く辞めちゃうのはもったいなさすぎる。
最近、強くそう思います。

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