雪組に続き、宝塚クロニクル花組です。
2020年は花組ファンになろうかと思ったり、思ってなるもんでもないだろうよ!と思ったり。
とにかく、今ちょっと気になっている組です。
今年は仙名彩世さん、明日海りおさんと、二人のトップ、トップ娘役さんの退団イヤーでしたね。
鏡開きで「木槌を持っただけでワクワクがとまらない」と言っていたかわいらしい柚香光ちゃんも一気に大人になって、急成長の一年だったように思います。
2019年最初の公演『CASANOVA』。
好きな作品でした。
音楽の力はもちろん、大好きなベネチアの町が舞台となっていたり、昔星組で観た『カサノヴァ・夢のかたみ』を思い出したり。
何より、やっぱり生田大和先生すごい!
生徒の持ち味を生かしつつも、新たな魅力を引き出して、最大限に生かす。
生田先生みたいな演出家がもう一人登場したら、宝塚ずいぶん面白くなるのにな。
スタージェンヌを生み出すより、スター演出家を生み出す方がずっと大変なんでしょうね。
みりおちゃんは、『ポーの一族』と『CASANOVA』で当たり役に出会えたかな。
あ、でも、ギイも天草四郎も好きです。
みりおちゃん主演の公演って、観たものは全部好きかも。
フェアリータイプの男役さんにはあまり興味がない私でも(笑)、それぞれに魅力を感じました。
仙名さんは、宝塚のトップ娘役さんらしくない雰囲気を持った娘役さん。でも、女性としてすごく魅力的。きちんと感に憧れます。
若すぎる娘役トップだらけの今、彼女みたいな人も必要だったんだなと、改めて強く感じます。
仙名さんだけじゃなく、乙羽映見さんもいい女!
みんな辞めてしまって残念です。
柚香光ちゃんはここのところやんちゃな青年から大人へ脱皮しましたね。
一言一言、しっかりかみしめるように、ゆっくり話す姿が印象的。
そして、れいちゃんのご挨拶は詩人!!
『恋スルARENA』も『花より男子』も、映像見てると面白そう。
あれもこれも全部観れたらいいけれど、宝塚観るだけが人生じゃないからな。
どこかで線を引かねば。
『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』も観ないまま終わってしまった。
この光ちゃん、誠実そうで素敵。放送があったら絶対観ねば!
みりおちゃんは、最後の方は花組のお父さんでしたね。
昔は「俺についてこい!!」みたいなトップさんが主流だったけれど、今はみんな「お父さん」。
時代なの?
みりおちゃんと光ちゃん、トップ二番手の仲が良いのもここの組の特徴かな。
あ、他の組もみんなそうですね。
(また昔と言ってしまうけれど)昔は、トップと2番手、2番手と3番手は個性が違うからか、敵役になることが多いからか、あまり仲が良い印象がなかった。
本人たちというよりは、ファンが。
みりおちゃんと光ちゃんは、役柄とはいえ、サヨナラショーで手をつないで大階段を下りてくる間柄だもんな。これは前代未聞では?
光ちゃんが、もう一度アランとしてエドガーに会いたいと思っているように、私も、もう一度あの二人が観てみたい。もう少し早くやってほしかったな。
2020年は新生花組のスタート。
今は、柚香光ちゃんと、帆純まひろ君に注目しています!!!