2020年上半期のスカイステージの目玉は『ファントム』6か月連続放送!!
第一回目の1月は、雪組版ファントムで、シャンドン伯爵が彩凪翔さんのバージョンから。
今年のお正月一番の楽しみでした!
ん~。
いい作品!!
『ファントム』はどちらかというとあまり興味のない作品だったのが、今回雪組さんの映像を観てはじめて、良い作品!って感じたかも。
和央さんバージョンを観た時に、あまり関心を持てなかったんですよね・・・。
望海風斗エリックはなんだかすごく良い人で、一面ではとてもまともできちんとした好青年。
頭もよくて人としてバランスが取れているようで、平気で人殺しをしてしまう怖い男でもある。
かとおもったらものすごく幼なかったり??
事情を考えると、まっとうな面を持ち合わせていることが不思議な人だけに、繊細で人の好いところに目が行ってしまうけれど、たいがいひどいことしてます。
彩風咲奈パパは、最初から最後まで一貫して優しくて、懐が大きくて、愛にあふれる人。
でも実はこの人が諸悪の根源で一番悪い奴。
でもでも、あの表情、温かさ、私的には今までで一番好きなキャリエールです。
完璧なキャリエールだと思う。
(壮さんのファンは壮キャリエールが一番だというし、樹里ちゃん、彩吹さんが一番という人ももちろんいる。好みはそれぞれですね。とにかくいい役だ。)
真彩希帆ちゃんのクリスティーヌは、とにかく声がきれい。
透明感のある高音に聞き惚れる。
そしてエリックを心から思っているやさしさ、母性にあふれてる。
何より特筆すべきはこの3人の歌。
だいもんの歌はとにかく気持ちがよさそう。
あんなに歌えたら、歌うことがさぞ楽しいだろうな。
きいちゃんは、(だいもんもだけど)歌ってる感が全然ない。
セリフをしゃべるかのように自然に歌ってる。
これってミュージカルの目指す、一番正しい歌い方ですよね。
全く身構えることなくあの声が出るって素晴らしい。
このふたりにつられてか、さきちゃんのパパと息子の歌も素晴らしくて。
なんて完成度の高いファントム!!
何回見ても飽きないかも。
いよいよ今日から仕事はじめ。
日常に戻ってしまった。
朝早く起きて、満員電車に揺られて、一日座りっぱなしで。
もう働きたくないよ~。
毎日飽きるまで寝て、ずっと宝塚観て、スカステ見て、のんびり暮らせればいいのに。