宝塚の再開、しばらくはすっぱり諦める時期かなあ。
ここまで劇団は本当に頑張ってきたし、お礼を言っても言い尽くせない想いはある。
でも、もうここまでかな。
クラスターの不安だけではなく、もし、万が一東京公演中に東京が封鎖されたらどうなるかと考えたら怖いなと。
これはもう観客の問題じゃなくて、生徒さんやスタッフさん、関係者みなさんの安全の問題。
宝塚歌劇団の拠点は宝塚。何かあっても、みんなが近くに集まっていたら対応の仕様もある。でも、あちこち分散していたら、生徒、スタッフ、職員を守れるのか、心配。
今ならみんな宝塚にいる(星組さん、宙組さんの移動を考えてのタイミングで早めに今月いっぱいの中止を決めたのだろうと推測)。
それに、今みたいに年間スケジュール通りに動く前提で、おけいこして、装置作って、衣装作って、ポスターやら音楽やらなんやかんや準備して、丸ごと公演がなくなっていくと経費面の心配も。
松竹の歌舞伎巡業が2ヶ月中止を決めたように、どこかでばし!!っと、「2か月公演やめます、すべて払い戻しします!!」というような大きな決断をして、さらにできることなら、別箱は無理でも大劇場はスケジュール組みなおして、全部2か月ずらせばいい。
退団者のラストデイも、それぞれ個人の事情が許すなら、後ろにずらしてもいいと思う。
劇団の、私たちファンに対しての誠意はもう十分すぎるくらい伝わってるから、次は自分たちの安全を最優先にしてほしい。
劇団スタッフももうかなり疲弊してるんじゃないかな。
今みたいに、毎日、再開できるかどうかに一喜一憂するよりは、スパッと!!
それが財政面でどれほどのリスクかもわからず勝手なことを書いていますが、いっそ当分閉めると決めたら、生徒も実家に帰るなりなんなりできるし。
そこまで極端じゃなくても、本来なら今公演している4作品、大劇場の「はいからさんが通る」、東京の「眩耀の谷」、それに別箱の「フライングサパ」、「壮麗帝」はすっぱりあきらめるとか。あと、雪組の全ツも。
もちろん一日でも公演をやってくれるのは嬉しいけれど、そのたびに批判にさらされるのもつらいし。
と、勝手に思っていることを書いてみました。
さて、4月1日以降どうなるかな。
ともかく、一日も早く収束しますように!