宝塚歌劇 星組

駄作から秀作へ進化した星組公演『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』

投稿日:2020年9月20日 更新日:

2月に宝塚大劇場で始まった星組公演『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』。
中止、再開、中止、再開を繰り返し、8ヶ月かけてようやく本日東京の千秋楽。
ライブビューイングを映画館で観てきました。

まず、映画館に向かう段階でやってしまった・・・。
大阪ステーションシティシネマのチケットを持っていると思い込んでいた私。
映画館のエレベーターを待ってる間に、チケットを取り出したところ・・・そこには「TOHOシネマズ」の文字が。
TOHOって多分ここじゃない、HEPだ!!と猛ダッシュ!!
といっても梅田のど真ん中、人通りがあまりに多くてダッシュなどできるわけもなく、それでも急いでなんとか開演に間に合いました。
始まる前から冷や冷やもの。
間違えて神戸行ってたりしたら完全にアウトだったな。

さらに装置トラブルでによる公演中断。
最初、通信障害が起きたのだと思い、あ~、今頃瀬央っちが登場してるはず、梅田だけ置いていかれているのか、それともライビュ全部が置いていかれているのか!!芝居はどんどん進んでしまう!!と気をもんでいたら、装置トラブルで、すべてがストップしていました。
なかなか心が落ち着かない。
(一つは私のせいですが、と、こっちゃんと同じように言ってみる(笑))

映画館は中断中も電気をつけてくれなかったので、真っ暗ななかで画面を見ながら、中国語の「因東京会場的設備出現問題・・・請耐心等候」の文字を眺め、ほほう、中国語面白いなとメモッたりなんかしてました。

と、前置きはこのくらいで。

公演は素晴らしかったです。
最後に観劇したのは2月下旬。7カ月の間にこんなにも進化したのかと、ただただびっくり。
初めて見たときは、「駄作」、「ひどすぎる」「もう謝先生の作品は観ない!!」と散々な感想を書いていた私。

時をおいて今見たら、こんなに良い作品になったとかと、本当に驚きました。
つじつまの合ってなかったところ等も改善されてたし、何より、あれ?みんなこんなにうまかったっけ??という驚きが大きかった。
観劇4回目ということもあるけれど、出演者自身の作品の理解が深まった分、観ているこちらも理解しやすくなったのかも。

幕開き、白妙なつさんが出てきて歌いだしたところから、あー今日もいい声・いい表情、ヒーローのダンスはやっぱり格好良いなあ、よし!こっちゃん登場、今日も良い声!!そして小桜ほのかちゃんの美声、爆踊りと、懐かしい嬉しさと、エネルギーと、実力に圧倒されっぱなし。

21人も出演者を減らしているとは思えないエネルギーと圧が画面越しからびんびん伝わってくる。
これぞ星組!

舞空さんの瞳花は長い期間に熟成されて、母の愛が見えるようになった。
瀬央っちは、ここでこんな表情してたんだ!!と新たな発見。さすが深いお芝居してるわ。
愛月さんの重厚感ったら、どうやったらあんな風になるのか。本当に星組に新しい風を吹き込んでくれて、でもしっかりなじんでて、いいなあ。
天華ぴーちゃん、ちょっと女性的色気がでているような・・・

なにより、宝塚の歴史上、最高に歌えて踊れる実力派トップ礼真琴さん演じる礼真は、ご本人が、「自分か礼真かわからなくなった」と言っていたとおり、本当に一体化してて、その表現力がパワーアップしたせいなのか、全体的にすっごく良くなってて、一体どこまで進化するのか、限界はないのかと、圧倒されっぱなし。

やっぱり宝塚いいなあ!そして星組最高!!

この1カ月ほどは、「宝塚がなくたって生きていけるわ」という方に気持ちが傾いていたけれど、観るとやっぱり魅力にとりつかれますね。
やっぱ星組好きだわ!

梅芸公演も観たいな。とれるといいな。

あ、ショーの感想は、書いてもやっぱり「すごい!すごい!」しか書けないのではしょります。
ぴーちゃんのソロがすごく安定して良くなってたのが印象的でした。

以上!!

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