宝塚歌劇 宙組

宙組アナスタシア観てきました。久しぶりの大劇場!

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2月の星組以来10カ月ぶりの大劇場です。

『アナスタシア』、周囲の評判がすごく良くて、友人も何度もリピートしていたので、かなり期待をして臨みました。

感想は、「とにかくまどかがすごい!!」
歌唱力が素晴らしい。
まず歌い方が宝塚じゃない。
四季とか外部のミュージカル、もっというなら、一人だけブロードウェイミュージカルやってるみたいな。
声が硬くて強くて、なんだか説得力がある。
もうまどかに釘付け!!

真風さんには悪いけど、こっちゃんとまどかちゃんでアナスタシア観てみたいな。
デュエットだけでもぜひ!!

真風ディミトリーは格好良い!
格好良いけど、格好良いしかない。
宝塚の男役スターだからそれでいいはずなんだけど、だけど、やはり相手役が実力派なだけに、まどかとの差がつきすぎてしまって。
1幕前半のソロが長すぎて・・・。
それにもう言い飽きたかもだけど、星男のころの素敵な真風さんが好きな私としては、どうしても「違う!」って思ってしまう。

芹香さんは出番がかなり少ない。
桜木みなと君の方がずっと出番が多いし良い役。
でも宝塚のスターとしてはやっぱり芹香さんの役が2番手ポジションであって、あの役がもっと見せ場があればよかったのになあ。
すらっとした芹香さんにはよく似合う役。
もっと観たい!もっと格好良い軍人姿が観てみたい!

桜木みなと君もうまかった。超絶うまかった。
ミーマイでいうところのお屋敷の弁護士的なキャラが似合う。
ちょっと意外。
こんな芸達者な人だったとは知らなかった。
ブロードウェイでは年配のおじさまが演じているのかしら?

寿組長のマリア皇太后。
この役はもう他に誰にもできないかもしれない。
前回のもっと若い姿も素敵だったけれど、さらに年老いた姿も凛としてなんと高貴なことか。

組長と同じく娘役を演じたのは和希そら君。
この人もやはり達者。
男役ならではの部分もありつつも、ちゃんと女性。
外国映画に出てきそうな雰囲気でした。

あとは、アナスタシアの少女時代は、少女役のプロフェッショナル天彩峰里ちゃん。
学年が上がってきてもどうしてこんなにかわいらしいのか。少女役をやれば右に出るものなし!

星組から組替えして、やっと大劇場の舞台に立てた紫藤りゅう君は、今回は役らしい役がなくて残念。
この作品役が少なすぎる!!
でも、星組時代ずっと見てたから、2階B席からでも、出番が少なくても、シルエットや動きでなんとなく、「あ、紫藤ちゃんでてきた」ってわかりました。
ちょっと私すごいかも!って思っちゃった(笑)
それに、フィナーレのダンスナンバーの立ち位置やパレードの並び順は、星組時代よりずっと上がっていたので、次回作で良い役が回ってくることに期待したい。

あとは個人的には、お気に入りの漫画『オルフェウスの窓』の世界観であったり、過去に旅行で訪れたサンクトペテルブルグとパリを舞台にした作品ということでさらに興味深く、過去に小説でも読んでいたアナスタシアについて、なるほどこういう解釈の終わり方をするのかなどなど、作品自体を楽しめました。

宝塚大劇場での2020年の公演は明日の千秋楽で終了。
最後まで無事公演ができますように。
来年もお正月から舞台が明けられますように。

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