2021年星組の「ロミオとジュリエット」、ついに終わってしまいましたね。
いつもなら、宝塚大劇場の楽が終わったら、私の中では公演は終了なのですが、今回は東京の配信を3回もみたので、ずいぶん長いお付き合いをしたような気がします。
星組大劇場公演が終わるたびに「祭りが終わった」と書いてるような気がしますが、今回は特に「あ~!終わってしまった」感が強い。
SNSもいっぱいみたもんなあ。
著名人の方も大勢ロミジュリについて書かれてたし、OGの皆さんも次々感想を投稿してくれて、中には複数回観劇している方もいたり、なんかすごいなあ。
こっちゃん率いる今の星組、最高!!
一方気になるのが、「宝塚ってこんなにクオリティ高いのか!」とか、「礼さんの歌が素晴らしい」「礼さん、舞空さんのダンスが素晴らしい」という、初めて位に宝塚を観劇した方の声。
嬉しいけれど、こっちゃんなこっちゃんの技術レベルが宝塚の標準と思ってもらうと困るわけで・・・。
だいもんやこっちゃんの歌唱力、ダンス力に惚れた方たちが、この先こっちゃんが退団した後も宝塚ファンでいてくれるのだろうか、いや、入り口はそこでも、やっぱり華やかさとか、劇団ならではの一体感、総合力に魅力を感じていってくれれば、次なる押しも見つかるかもしれないけど、そうじゃない人もいるだろうなあと。
(私が心配することじゃないか)
宝塚の華やかさ、格好良さ、スタイルの良い男役が好きと、いわゆる宝塚の「外見」が好きでファンになった私ですら、最近はこっちゃんが基準になりつつあるのではないかと、たくさん踊ってくれないと物足りなさを感じてしまうようになっていて、自分のことも心配。
ん~、でも、今を楽しむのが一番ですよね。
なんだかんだいって、もう「終わりだ!」と思っても、次々新しいスターさんが現れるのが宝塚だし、星組も若手がめきめき成長してきているから、「あの時あんなこと書いてたのにね~」ってなるかな。
次のコンサートは観劇できないので(配信の発表がまだないけど、ありますよね??)、CDでロミジュリの余韻に浸りつつ、柳生忍法帖の予習をするとしましょうか。