宝塚歌劇 星組

星組公演「ディミトリ」観劇してきました

投稿日:

「ディミトリ」観劇してきました。

こっちゃん、綺麗だったなあ。

メイクも髪型も、ちょっと落ち着いた大人の雰囲気で素敵でしたね。

初回観劇したときの感想は、「歌がすごい!!」「なこっちゃんが主役??」でした。

幕開きの紫のリラの花の3人から、こっちゃん、有紗ちゃん、あかさんと、みんなうますぎて、歌の力、声の力で圧倒されっぱなし。
特に2階10列という席が、音がよく聞こえる。(ゆえにショーではえらいことになるんですが・・)

星組は踊れる組だけど、こんなに組の歌唱力高かったっけ??とただただびっくり。

なこっちゃんはとにかくかわいい。何を着てもかわいい。
ちょっと一人だけ芝居が、芝居がかりすぎてるというのかな、こっちゃんがナチュラルなだけに、ちょっとそこが目立つ。
どうしたって女王ルスダンが目立つから真ん中の主役に見えちゃうのも気になるところ。でもまあ、かわいいし踊れるからOKです!

そして今日2回目を観劇(今度は1階席)
前回よりも落ち着いて観ることができたし、席的にも、いろいろ見やすくて、理解が深まりました。
やっぱり、こっちゃんとあかさんと有紗ちゃんの歌が素敵。
曲も良いですね。

あかちゃんと有紗ちゃんが、全編通して静かに舞台に佇んでいるのも、すごく雰囲気あって素敵です。

初見では、「まだか?まだか?出番少なすぎ!!」と気になって仕方なかった瀬央っちは、出番は少ないけれど、インパクトが抜群にあって、侵略者だけどいい人っていうのがなんだかとっても瀬央っちっぽいし、さすがに華がある。
欲を言えば、もっとギャップを見せてほしかったかな。
プロローグにちょっとしたショーをいれるとか、何か一つ場面が欲しかったかな。

星組大劇場デビューのありちゃんは、役柄のせいもあるのか、ずっと出てる割には目立たない。
今日はありちゃんが歌いだすと同時に私の周辺の人が一斉にオペラ上げてびっくりしました。
どうしてもあのお顔に対してあの声というのが結びつかなくて、「誰が歌ってるの?」って毎回思ってしまう、まだありちゃん慣れしていない私。
彼女がこんなに深みのある良い声で歌う人だなんて全く知らなかったです。

私の中で今回一番良かったのが天華えま氏。
ぴーちゃんのお芝居最高。
何がどう?と聞かれると難しいですが、ナチュラルなお芝居で、瀬央さんのことが大好きな忠実な家臣であり、自分の立場もきちんとわきまえてる感じが、演技じゃなくほんとうに役として生きてるように見えたんです。
やっぱりぴーちゃん好きだわ。

私の押しの天飛華音くんがちょっと立ち位置が上がってきたのもうれしい。

そしてこっちゃん。
う~~~ん。
このお芝居は、こっちゃんの歌をこれでもかと堪能できて、本当に耳福。
そしてさっきも書いたけど、ビジュアルが素敵すぎて、オペラが手放せない。
つまりすごく良いんです。
ただね、やっぱり、影の男じゃなくて、ヒーローが観たい!!

「みんな見てくれ!俺こそがスターだぜ!!」みたいなこっちゃんが観たくなっちゃいました。
そういう意味でちょっと物足りないなあと。

全編通してこの作品はまあ悪くないんです。
それなりに良いと思います。なのに何か物足りない。
なんだろうなあ。

生田先生だし、もっと緻密な芝居、細やかな心情表現を観たかった気がします。
(私、こういう感想が多いなあ・・・)

ラストはよかったですね、泣ける・・・。

まだ初日明けて数日。これからの変化が楽しみです。

っていうかあれよね。やっぱり、ショーがショーなので、芝居の印象ぶっ飛んじゃいますよね・・・

ランキング参加中です。下のバナーをぽちっとしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

宝塚歌劇団ランキング

【関連コンテンツ】

-宝塚歌劇, 星組

PAGE TOP

Copyright© ブックづか , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.