読書

はじめに | ブック編

投稿日:2016年6月17日 更新日:

バーネットの「小公女」。

子供の頃、初めて母に買ってもらった小説です。三十数年前、誕生日でもクリスマスでもない普通の日に、買い物から帰った母から突然手渡されたのを今でも鮮明に覚えています。何かのシリーズ本だったのかな?カバーがない赤い表紙で、縦長の本でした。

この日、本好きの最初の1ページが開かれたのかもしれません。

小公女といえば一番に思い浮かぶのは、世界名作劇場の「小公女セーラ」。青い瞳に青い髪のお金持ちのお嬢様セーラちゃんが、ある日突然貧乏になり、屋根裏部屋でぼろをまといいじめられる物語。と、長らく私の脳にインプットされていました。

実は本を買ってもらったという印象だけが残っていて、初めて読んだ時にどう感じたのかあまり記憶にありません。それどころか、どんな内容だったのかもきちんと覚えていなかったのです。
インド?猿?それ何の話???と。大人になって再び読んだときには「こんな話だったのか!」と驚きました。
あのとき何を感じたのか。本の感想よりも、本を買ってもらったということの方が大きな意味をもっていたのでしょうね。

そういえば、今までたくさん本を読んできたけれど、内容を正確に覚えているものってそう多くないような気がします。過去に読んだことがあることをすっかり忘れて、再び読み進めているうちに「あれ?この話、知ってる。」となることもしばしば。
今年こそ読書記録をつけようと試みてみたものの、手帳にタイトルを書くだけの作業も50冊ほどで挫折。
何冊読んだかを誇る趣味もなく、読んだ本をずら~っと並べる趣味もない。余程気に入った本でない限り、読んだ端から手放していく私。手元に本も残らない。それでも折角だから何か形に残したいな、記憶に残したいな、という思いから、読書感想ブログなるものをはじめてみることにしました。

新しく読む本・今までに読んだお気に入りの本、小説を中心に、思いのままに書いていこうと思います。
こんな読み方をする人もいるんだなあくらいの軽い気持ちで、時々覗いてもらえれば幸いです。

おまけ

母も子供の頃、自分の母親からはじめて買ってもらった本が「小公女」だったそうです。先日母から聞いてびっくり。そしてその母は、自分が娘の私にも同じことをしたということは覚えていなかったのでした。

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