麻路さきさん退団前最後のバウホール公演「イコンの誘惑」。スカステで久しぶりに放送されていて、またみちゃいました。
これ、小池先生オリジナル作品の最高傑作ですよね。
エリザベートを成功に導いてくれた麻路さんへのお礼だか感謝だかで書かれた、小池先生渾身の脚本。
いかにも小劇場的なところも好きだったな。
ちょっと真琴つばささんの「ローンウルフ」にも似てた。
あれもハマった作品です。
アテ書きで、すべての役が出演者の個性にぴったり。はまりすぎて笑えるところも。
彩輝直ちゃんの教祖様、美しい姿がカリスマ教祖にぴったりだっただけではなく、
最後に叫ぶあのひとこと、「ままーーーー」がかわいくて。
そしてそのママ役のきんさんの役名は「カーチャ」。かあちゃんやん!!
そういう小ネタも小劇場っぽい。
音羽椋君の役も良かったな。パーマヘアで、いかにも街中にいそうな若者。彼女が早くに退団したのは本当に残念だった。
まりこちゃんと一緒に退団した同期の千秋慎さんも、大柄なマフィアのボスがぴったり。
パジャマ姿の憎めないキャラがかわいかった。
まりこちゃんがバレエダンサーという設定には驚いたし不安だったけれど、舞台を観てみたらそこは心配することもなくうまく描かれていましたね。
まあとにかくまりこちゃんが格好良い!あの赤ワイン色?のスーツが良く似合って。
立ち姿の美しさはピカイチだから!!
あの頃ちょっと体型もスマートだったんですよね。格好よさ更にアップ!!
ロシアに旅行に行ったとき、公演の中にも登場したアルバート通りで、イコン売ってないか探しちゃいました。
ホテルの入り口では、パスポートを見せたら誰かに連れて行かれちゃうかも!!とか言ったりして。
そして手に入れたのがこれ。
大天使ガブリエル。
まさにイコンの誘惑のカギを握るイコンがこれ。
全く同じデザインのものが売られていてびっくり。即買いでした。
今でも大事に持っています。
劇中の説明によると、イコンはデザインが決まっているんですね。だから舞台で使っていたものと同じイコンが普通に売られていたと。
これはたしかどこかの美術館に展示してあったもののレプリカです。
(これには暗号は隠されていません(*^_^*))
今日発見したのは、稔幸さんの歌がスカーレットピンパーネルのショーヴランの曲だったという事実。
最近はイコンの誘惑を見てもまりこちゃんのところしか見ていなかったから気づかなかった。
あ~懐かしいなあって聞いてるうちに頭の中で「マルグリット♪」って変換されていって、あれ?あれれ?ってなった。
あと星奈さんの曲も。途中から別の場所の設定でまりこちゃんも歌うところです。
マルグリットの曲。スカピンにちょっとうといから説明できない。
スカピンの、「 愛した人はいない 突然変わってしまった」みたいな歌詞の歌。
小池先生、こんな前からスカーレットピンパーネルをチェックしてたんですね。
そういえば涼風さんのバウ「ロストエンジェル」でエリザベートの曲使ってたこともあったし、やりたい!と思ったものを何年も思い続けて上演にこぎつけているんですね。
それにしてもなんで今まで気づかなかったんだろう。うかつだったわ。
バウホール主演回数最多記録保持者の麻路さん。そろそろ理事に更新されちゃったかなあ。生涯現役の人には勝てないけど、でもそれを除けばいまも一番のはず!!!ずっと一番でいてほしい(*^_^*)