宝塚歌劇の作品に関係のある場所へ旅をした時の記憶です。
今回ご紹介するのは15~6年前、ちょっと昔過ぎるかな。
ベルリン
真ん中に、ベルリンの壁のかけらが入った絵葉書です。
ベルリンの壁といえば星組の「国境のない地図」
麻路さきさんのトップお披露目公演で、宝塚大劇場の震災後再開初公演です。
初日の拍手の大きさと温かさが忘れられない。
幕が開くと、舞台上にはグランドピアノが3台。真ん中に座るまりこちゃんの生演奏から始まります。
ベルリンを訪ねた際、やりましたよ。国境のない地図ごっこ。
時差ボケで早朝に街中をお散歩。人があまりいないのを良いことに、壁の前で両手を広げてヘルマン気分。
僕の命が叫ぶ!あの人に会いたいと♪とか「壁を・・・・くずそう・・・」とかって。
宝塚ファンならやりますよね?ね?
ブランデンブルグ門に続くウンターデンリンデン通りでは、子供時代のヘルマン君のセリフを思い出し、その先の旧東側にある”ベルリンのグランドホテル”(あのグランドホテルとは違うホテルですが)で、オットーを探し、宝塚ファンならではの旅を満喫しました。
この時の旅は、ツアーで、ドイツ・チェコ・ハンガリーを周遊。
ベルリンの次に訪れたポツダムは、フリードリヒ2世のサンスーシー宮殿のあるところです。
さて、フリードリヒ2世といえば?
♪マリア・テレジアはうるさい子だくさんのおばん♪
と歌った千珠晄さん(さみーさん)
『カサノヴァ・夢のかたみ』ですね。懐かしいなあ。
今更ながらなんて歌詞をつけたんだ、小池先生。
あ、古い星組作品の話ばかりでごめんなさい。許して!
そうだ!『ハプスブルクの宝剣』にも登場していましたね。
宝塚版には出てなかったかなあ。記憶にないので小説だけかも。
プラハ(チェコ)
プラハには、シュヴァルツェンベルク侯爵の宮殿がありました。
我が国はロシアにつくべきです♪
すぐ脳内宝塚モードになっちゃう。この名前を聞いて反応する=エリザベートファン。
封筒の模様の壁の建物だったかな。
プラハといえば『プラハの春』。もちろん歴史的出来事として知られていることですけれども、宝塚でいうとこれまた星組公演。
香寿さん(タータン)主演の作品ですね。
そして『秋~冬への前奏曲』。
最後のタータンの歌が良かった。あれ?最初だっけ?どっちも?わすれた。
スロヴァキア国歌、名曲ですね。
チェコと言えば、温泉別荘地のカルロヴィヴァリという場所があります。
街の雰囲気は、城崎とか宝塚とか、日本の温泉地と似ていますね。
別の旅で訪れた際、ここで偶然SISSIを見つけました。
これ、絵画の一部です。SISSIとフランツですよね。発見した時はエリザベートさんと旧知の仲であるかのようにうれしかったなあ。
カルロヴィヴァリの定番のお土産は、現地版炭酸せんべいでした。
温泉が出るところって、世界中おんなじなんですね。
ブダペスト(ハンガリー)
ハンガリーと言えばエリザベート。
ゆかりの場所がいっぱい。
普段お酒を飲まない私も、ハンガリーではトカイワインを飲みましたよ。
甘くて飲みやすかった(*^_^*)
「おい!おやじ!!」とは言わなかったけれど。
国会議事堂にはハンガリーの王冠が♪
マーチャーシュ教会には、トート閣下とそっくりの司祭の像なんかもありました。
あっちもエリザベート、こっちもエリザベートで忙しい!
この時の旅で絶対行きたかった場所がゲデレー城。
当時まだ観光地としてほとんど知られていませんでした。
荒れ果てたまま忘れ去られていたようなお城がようやく一部修復を終え、公開され始めた頃です。
日本の旅行会社の人に尋ねても、現地の観光ガイドさんに尋ねても、誰も知らなかった場所。
ここはエリザベートがハンガリーに来た際に滞在した宮殿です。
1日だけツアーグループからはずれ、別にガイドさんをお願いして連れて行っていただきました。
今行ったら日本語の解説とかもあるのかなあ。
エリザベートゆかりの地と言えばウイーンやミュンヘン、ポッセンホーフェンにも行きました。
このお話はまた今度にしましょうか。